世田谷散策記 ~世田谷を楽しもう!~

玉川地域の紅葉

今まで訪れた範囲内ですが、お勧めの紅葉スポットを< 世田谷地域 > < 北沢、烏山地域 > < 砧地域 > < 玉川地域 >の4つに分けて紹介しています。

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・駒沢オリンピック公園

駒沢オリンピック公園の紅葉の写真

駒沢オリンピック公園(駒沢公園)の紅葉といえば、駒沢通り沿いにあるイチョウ並木が有名ですが、園内にあるケヤキ並木などが色付く様子もなかなか素敵です。

駒沢公園は国が世界に向けたオリンピックのために整備した公園。綿密に計画して樹木を植樹したとあって、木々の配置と運動施設の配置が美しく、まるで巨大な箱庭といった感じです。紅葉も素晴らしくて当たり前といったところでしょうか。

駒沢公園ではジョギングコースが人気で、朝夕を中心に多くのランナーが走っています。新緑の季節のジョギングはすがすがしく感じていいものですが、秋の深まる季節、色付く木々の中を走るジョギングもなかなか気持のいいものです。

駒沢オリンピック公園の紅葉の写真

ちょうどケヤキの木が紅葉する頃、世田谷246ハーフマラソンが行われ、ここ駒沢公園がスタートとゴールになります。大会が近づくにつれて、公園内を走る人の数がどっと増えたりします。

また、公園内には落ち葉を利用した子供の遊び場や落ち葉当てクイズなどといった楽しげなものが設置されています。こういった趣向は区内ではここだけかもしれません(2009年頃の話)。

  • <場所>
  • ・駒沢公園1−1(google map

・駒沢公園沿いのイチョウ並木

駒沢公園沿いのイチョウ並木の写真

世田谷区内には多くのイチョウ並木がありますが、その中でも駒沢公園付近の駒沢通り沿いに並んでいるイチョウ並木が一番お勧めです。

ここのイチョウ並木は、町中にある街路樹とは違い、周囲に太陽の光を遮るものがなく、木の間隔も比較的広くとられています。公園に面しているという場所柄、頭上に電線がないということも含めて、枝を必要以上に伐採しなくてもいいので、木の形も美しく保たれています。

なので、全体的にイチョウの木が元気というか、イチョウらしいというか、生き生きしているように感じます。

駒沢公園沿いのイチョウ並木の写真

外苑の立派なイチョウ並木と比べてしまうと少々見劣りしますが、全体的な開放感ではこっちの方が上でしょうか。もちろん、落葉の時期にはイチョウの絨毯となった歩道を歩くことができます。

情報サイトなどで紅葉の情報などが取り上げられているので、紅葉のタイミングを見計らって訪れやすいのも好都合です。

  • <場所>
  • ・駒沢公園の駒沢通り沿い(google map

・深沢周辺のイチョウ並木

深沢のイチョウ並木の写真
日体大付近の駒沢通り

世田谷区内ではイチョウの木が街路樹として植えられている道路が多くあります。比較的大きな通りに多く、世田谷通りや目黒通り、駒沢通り、駒沢公園通りでは断続的に、環八や国道246号、甲州街道でも植えられている区間があります。

ただ、大きな通りでは排気ガスや日当りの問題などからいまいち元気がなかったり、安全や視界確保のために枝が極端に落とされていたりと、あまりきれいな並木といった感じはしません。

そういった都市の道路事情にも負けずいいイチョウ並木だなと印象に残っているのが、深沢にあるイチョウ並木です。駒沢通りや駒沢公園通りのイチョウ並木は比較的状態がよく、イチョウ並木と言えば等々力や駒沢を含めて深沢地域かなといった感じがします。

  • <場所>
  • ・深沢、等々力界隈(google map)
  • <詳細ページ>
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・駒沢緑泉公園

駒沢緑泉公園の紅葉の写真

国道246号と桜新町駅前を通る旧道が交わる交差点の近くに駒沢緑泉公園があります。立地場所はなかなかいいのですが、あまり知名度がなく、知る人は知るといった感じの公園です。

園内はそんなに広くありませんが、緑泉公園の名にふさわしく、樹木園という武蔵野の雑木林を思わせるような樹木とせせらぎのあるエリアがあります。新緑の時期など、木陰とせせらぎといった清涼感のある風景となり、子供たちが水遊びなどをして楽しく過ごしています。

秋になると、落葉樹が多いので全体的に樹木園内が色づきます。そして落ち葉が凄いこと。せせらぎの水がたまる池には一面落ち葉が浮かんでいて、面白い光景を作っていました。そんなに広くない公園なので、庭園っぽくコンパクトに紅葉が楽しめるといった感じです。

  • <場所>
  • ・駒沢3丁目19−8(google map

・都立園芸高校のイチョウ並木

都立園芸高校のイチョウ並木の写真

深沢に都立園芸高校があります。名前の通り園芸関係を専門に学べる高校で、ここは日本で初めて誕生した園芸を専門とした高校になります。実は、とても伝統があったりします。

ここには文化財級の御用松の盆栽があったり、品種の多いバラ園があったりと、園芸や農業関係において知る人は知るような自慢の逸品が幾つかあります。

春のバラの季節に行われる学校見学会と、秋に行われる学園祭(園芸展)で校内に入る機会があるので、そういった機会を利用するといいでしょう。苗木などの販売も行っているので、地域の人を中心に賑わいます。

都立園芸高校のイチョウ並木の写真

正門から校舎へはとても立派なイチョウ並木が続いています。街路樹ではなく、学園内にこういった並木があるのは幸せですね。開校当時に植えられたそうなので、かれこれ百年以上経っていることになります。園芸高校なので手入れも万全なのでしょう。

学園内にあるイチョウ並木なので、中に入って見学はできませんが、正門から眺めることはできます。一昔前は、園芸高校という特異性から許可をもらえば簡単に校内見学できましたが、昨今の社会情勢では難しいかもしれません。

  • <場所>
  • ・深沢5丁目38−1(google map

・中町天祖神社

中町天祖神社の紅葉の写真

中町の上野毛通り沿いに中町の氏神様、天祖神社があります。ここの参道には木々が並木のように植えられていて、木のトンネル状態になっています。趣きがある参道というよりは、ちょっとワクワク感を感じてしまう参道となるでしょうか。

ただ、実際に参道を歩いてみると、左がケヤキ、右がイチョウなどと、左右で木の種類が違っていて、頭上の様子は万華鏡のよう・・・というのは大袈裟ですが、ちょっと不思議な感じがします。

両方いっぺんに紅葉してくれればいいのですが、ちょっと時期の差があるので、訪れる年によってきれいに感じたり、中途半端に感じたりするかもしれません。

  • <場所>
  • ・中町3丁目18−1(google map

・金剛寺

金剛寺の紅葉の写真

中町天祖神社の少し南側に金剛寺があります。ここの境内には北向地蔵をはじめ、多くのお地蔵さんが並んでいます。初めて訪れると、オッっといった感じで、小さな感動があるでしょう。

寺の門前には大きなイチョウの木がそびえています。これがなかなか立派な大木で、上手く写真に収めることができないぐらいです。

また、門前には野良田村の石碑が建てられています。これは中町が昔は野良田村だった名残です。なんでも、野良田だと田舎っぽいイメージで、都市化が進む現在の世田谷にはふさわしくない・・・と悩んだ住民は、地域で相談し、旧玉川村の真ん中に位置しているということから中町にしようとなったそうです。

  • <場所>
  • ・中町2丁目20−11(google map

・谷沢川の桜並木

谷沢川桜並木の紅葉の写真

世田谷区内には住宅地だったり、緑道だったり、川沿いだったりと、様々な場所に桜並木があり、春には素晴らしい風景になります。

桜も落葉樹。秋になると紅葉し、落葉します。桜の紅葉というのは葉が硬く、普通に見るとそこまできれいに見えませんが、強い光、例えば朝日や夕日を浴びた時には美しく感じたりします。

お勧めは西日が均一に当たる並木になり、国道246号下流付近を流れる谷沢川沿いの桜並木はもってこいの条件です。しかも、ここは下草も同時に赤く紅葉するので、重厚な感じがします。

・用賀無量寺

無量寺の紅葉の写真

用賀駅の北側に無量寺があります。ちょうど砧公園へ続いているいらか道(用賀プロムナード)のすぐそばにあるお寺です。

ここの境内にはとっても背が高く、ちょっと変わったイチョウの木があります。とても背の高い木なのですが、下の方には枝がなく、例えるなら椰子の木みたいな感じです。だから余計に背が高く感じてしまいます。

すぐ背後には同じように背の高い用賀のビルが聳えているのも面白い光景かもしれません。紅葉時期に砧公園に行くのなら、途中立ち寄ってみてください。ほんと首が痛くなるような面白い木ですから。

  • <場所>
  • ・用賀4丁目20−1(google map

・用賀いらか道

用賀いらか道の紅葉の写真

用賀の駅から砧公園までの区間、用賀プロムナードという遊歩道が整備されています。このプロムナードはいらか(瓦)が敷かれているのが特徴で、いらか道の愛称で親しまれています。

駅付近はタワービル群と合わさりクールで都会的な雰囲気がしますが、谷沢川と被る部分では親水公園のような感じになり、それ以降、環八までの区間は緑の多い遊歩道といった趣きになっています。

緑の多い遊歩道区間では、もみじの木が並木のように植えられています。紅葉時分にはとても素敵な道に変わります。その理由はちょうどこの付近は道の南側に梅林があり、日がよく当たるからです。

・馬事公苑前のケヤキ並木

馬事公苑前のケヤキ並木の写真

馬事公苑の正門前にあるけやき広場は区民祭を始め、園芸市や陶芸市など様々なイベントが行われます。

普段は木の葉が生い茂っている並木にしか感じないのですが、紅葉時には葉っぱが赤や黄色に染まって美し光景になります。散り際には、落ち葉が大量に舞い落ち、幻想的と言うとオーバーかもしれませんが、とても素晴らしい雰囲気になります。

ケヤキ自体は世田谷ではそんなに珍しいものではありませんが、このようにまとまって並木となっている場所は少ないので、ケヤキの紅葉を楽しむのにはここはうってつけかと思います。

秋の馬事公苑も素晴らしく合わせて訪れたいところです。また、この並木の横には東京農大の食と農の博物館があります。入場無料ですし、農大ならではの面白い展示もあります。

  • <場所>
  • ・上用賀2丁目3−4(google map

・JRA馬事公苑

馬事公苑の紅葉の写真

馬事公苑は、その名の通り馬や競馬に関する施設です。JRA、日本中央競馬会の管轄の施設ですが、普段は普段一般の人にも解放されていて、広い園内を散策することができます。

園内には多くの木々が植得られていて、かつての武蔵野の林をそのまま残したエリアもあります。馬事公苑といえば桜が多く植えられていることから、桜の名所として知られています。桜の紅葉はあまりきれいとは言えないかもしれませんが、ここのように広々とした園内に多く植わっていると光加減では素晴らしい紅葉の風景となります。

馬事公苑の紅葉の写真

オリンピック改装前の話ですが、馬車駅付近の桜のトンネルは圧巻でした。晩秋には大きなイベントはありませんが、馬に親しむ日に訪れると、乗馬体験ができたり、色付いた桜の木の下を進む馬車に乗ることができます。

新しくなってからは訪れていませんが、現在でもこういった秋を楽しめる情景は随所にあるはずです。それに週末などは小さな馬術の大会が行われていたりします。色付いた木々を背景に飛躍する馬などを眺められるのも、馬事公苑ならではの秋の楽しみ方です。

  • <場所>
  • ・上用賀2丁目1−1(google map

・二子玉川のハナミズキ並木

ハナミズキ並木の紅葉の写真

世田谷区内には多くのハナミズキ並木があります。桜やイチョウのように大柄にならないので、あまり広くない歩道にも設置できるし、維持、管理のコスト面でも少なくて済みます。そのため最近では人気の街路樹となっています。

ハナミズキは春に花を咲かせ、秋には葉っぱが赤くなり、赤い実を付けます。ただ、桜と似たように葉が分厚いので、あまり紅葉がきれいな木ではありません。でも、日の当たり方次第、例えば強烈な朝日や西日を浴びると、結構きれいな紅葉となり、数が揃っているともみじの並木のように見えたりもします。

特に雰囲気がいいのはハナミズキの町として力を入れている二子玉川で、秋の様子もちょっとおしゃれに感じます。なかでも玉電砧線軌道跡緑道付近はとても雰囲気がよくなります。

・瀬田四丁目旧小坂緑地

瀬田四丁目旧小坂緑地の紅葉の写真

昭和初期の世田谷は政財界の要人の別荘地として人気がありました。特に見晴らしのいい崖線の上は人気でした。そういった要人の別荘地を建物ごとまるごと緑地(公園)にしたのが、瀬田四丁目旧小坂緑地です。

ここは衆議院議員等を歴任した小坂順造の別邸だった土地で、静嘉堂文庫の入り口から坂を登った崖上に建物があり、崖や崖下は庭園となっています。

崖線や崖下の庭園となっている部分には樹木が多く、紅葉時期の散策も楽しいかと思います。でも、ここでの一番のおすすめは旧小坂邸前にある大きなモミジの木です。うまく光が当たるときれいです。

建物内部は、開園時間内なら入ることができます。ボランティアの人がいて、頼めば話を聞きながら見学することもできます。

  • <場所>
  • ・瀬田4丁目41−21(google map

・五島美術館

五島美術館の紅葉の写真

上野毛にある五島美術館は、東急の創設者五島氏の敷地を利用して、収集したコレクションを展示した美術館です。私立の美術館でありながら源氏物語絵巻など国宝の収蔵品を幾つも有しています。鉄道王の異名は伊達ではありません。

五島美術館には崖を利用した日本風の庭園があります。入園料がかかりますが、庭園にはモミジが多く植えられていて、とても雰囲気がいいです。また、五島氏が収集した石仏や石灯ろうが庭園内の至る所に置かれているので、和風の情緒をたっぷり堪能することができます。

  • <場所>
  • ・上野毛3丁目9−25(google map

・等々力渓谷公園

等々力渓谷の紅葉の写真
日本庭園内のモミジ

23区内で唯一の渓谷として知られる等々力渓谷ですが、その渓谷内の敷地は区の等々力渓谷公園の部分と等々力不動の敷地とで構成されています。

等々力不動の方はもみじがきれいなのですが、等々力渓谷自体はこれといって紅葉の凄い場所があるわけではありません。単に落ち葉が多くて秋っぽいかなといった感じでしょうか。

ここは渓谷の自然をそのまま利用して整備されているので、これが本来の自然らしいということなのでしょう。紅葉がきれいな場所というのは人間が手を入れた庭園などが多いのが実際です。

この渓谷内でもきれいに紅葉しているのは手入れの行き届いている日本庭園内ぐらいです。ここのもみじは日当たりがいいので真っ赤な紅葉を見ることができます。

  • <場所>
  • ・等々力1丁目22(google map

・等々力不動

等々力不動の紅葉の写真

等々力渓谷にある等々力不動は不動の滝で知られています。水量が少なくなってしまったので、地名の由来となったとされる轟くという様子にはちょっと寂しい感じです。

ここは春の桜や花まつりでも知られていますが、紅葉の時期が一番美しいように感じます。お寺としては、豪徳寺、九品仏浄真寺に次ぐ紅葉スポットになるでしょうか。

等々力不動の紅葉の写真

境内にあるイチョウの木やモミジの紅葉もなかなかのものですが、それよりも境内の下、ちょうど舞台の下付近のモミジの美しさは必見です。

境内から見下ろすように眺めることもできますが、やはり下から見上げるように眺める方がきれいだと思います。階段がありますが頑張って下まで降りてみましょう。

  • <場所>
  • ・等々力1-21-39(google map

・多摩川沿いの桜並木

多摩川沿いの桜並木の紅葉

第三京浜よりも下流側の多摩川の土手には、断続的に桜が植えられています。枝ぶりが見事な木が並んでいるので、桜の名所として知られています。

桜の紅葉というのはあまりきれいではないので、話題になることは少ないですが、しっかりと太陽の光が当たると、意外ときれいな紅葉になります。

ここは多摩川の東岸という立地なので、西日がとてもよく当たります。西日を浴びた時の土手の桜はとても美しいです。

  • <場所>
  • ・野毛、玉堤の多摩川沿い(google map

・九品仏浄真寺

九品仏浄真寺 参道の紅葉の写真
参道の紅葉

九品仏は九体の印を結んだ仏像が並んでいることで知られるお寺です。最寄り駅は大井町線の九品仏駅で、駅近くから長い参道が続いています。この参道の美しいこと。木々が両脇に茂っていて、紅葉時分にはとても素晴らしい雰囲気になります。

九品仏浄真寺の紅葉の写真
楼門と紅葉

参道の終点にある総門から境内に入ると、そこはモミジの並木になっていて、更なる感動がこみ上げてきます。

その先には立派な楼門があり、その前にはイチョウの木がそびえています。イチョウの木と楼門。素敵な風景です。

九品仏浄真寺の紅葉の写真
大銀杏と本堂

楼門をくぐり、本堂や三仏堂が並ぶエリアに進んでいくと、都の天然記念物に指定されている大銀杏があります。このイチョウの木のでかいこと。うまく紅葉のタイミングを見計らっていくと、黄色に染まった大木に感動することでしょう。ちょっとタイミングがずれても大量の落ち葉に感動します。

紅葉と関係ありませんが、同じく都の天然記念物になっているカヤの大木もイチョウからあまり離れていない場所にあります。

この他、随所にモミジの木が植えられていて、紅葉を存分に堪能できます。紅葉の規模だけで言うなら、世田谷で一番の紅葉寺となるでしょうか。本当にお勧めです。

  • <場所>
  • ・奥沢7-41-3 (google map

・奥沢神社

奥沢神社の鳥居と藁の大蛇の写真
鳥居と藁の大蛇

奥沢の駅前通りに奥沢神社があります。ここの特徴は何といっても神社入り口の鳥居に巻き付けられている藁の大蛇です。

この大蛇は毎年夏の終わりに藁で造られ、9月の例大祭のとき町域を担がれて一回りします。その様子を見ようと多くの見物人が集まり、とても賑わいます。そして祭りが終わると、鳥居に巻かれ、一年間、神社や町を守りいます。

奥沢神社の紅葉の写真

この奥沢神社の境内の真ん中には大きなイチョウの木が聳えています。紅葉の時は頭上が黄色い光に包まれる感じで、境内が美しくなります。

ただ、境内が狭いので、イチョウの木をまともに見ようと思うなら境内の外に出ないと見えません。とても大きなイチョウの木です。

  • <場所>
  • ・奥沢5丁目22−1(google map

・田園調布のイチョウ並木

田園調布のイチョウ並木の写真

大田区のイチョウ並木というべきなのでしょうが、少し世田谷区も含まれているし、せたがや百景にも紹介されているので載せました。

説明する必要もないと思いますが、田園調布といえば大正時代に日本で最初の近代的都市計画として開発された高級住宅街です。その開発の際に同心円状の道に対して放射状に延びる道に植えられたのがイチョウで、並木道を形成しています。

ちょっとヨーロッパ的でおしゃれな田園調布の住宅地と紅葉するイチョウ並木の様子はとても雰囲気のいいものです。紅葉の機会に訪れてみるといいかと思います。

  • <場所>
  • ・玉川田園調布、大田区田園調布(google map

・伝乗寺(傳乗寺)

伝乗寺(傳乗寺)の紅葉の写真

伝乗寺は尾山台の崖下にあるお寺で、宇佐神社の真ん前にあります。境内には立派な五重塔があり、仁王門もありと隠れた名刹です。

五重塔周辺には木々が植えられていて、背後にはイチョウの大木もあり、秋になると五重塔がより美しく感じます。

  • <場所>
  • ・尾山台2丁目10−3(google map
玉川地域の紅葉 2025年11月改訂 - 風の旅人
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