・世田谷公園
三宿通り沿い、池尻にある世田谷区立の公園です。噴水広場を中心とした美しい公園で、世田谷の名が付けられている事に恥じない世田谷を代表する公園となっています。
園内は都会的で舗装されている部分が多いですが、南側は樹木が多く、世田谷公園の象徴となっている噴水の背後の木々が色づく様子は素敵です。また、世田谷公園といえばミニSL。木々が色付く中を走るミニSLもなかなか情緒があります。
公園の東側、三宿基地側の入り口は、短いですがケヤキ並木になっています。このケヤキが色づくと、とても雰囲気がよくなります。そして、色付いた並木の奥に見える噴水はとても素敵です。
- <場所>
- ・池尻1丁目5−27(google map)
- <詳細ページ>
- ・世田谷公園(百景1)
・三宿神社
三宿の北側、烏山川緑道沿いの丘の斜面に三宿神社があります。境内自体はそんなに広くありませんが、すぐ裏手が三宿の森公園になっていて、神社のある丘自体が緑が多く、境内もイチョウの木を中心に木々が生い茂っています。
緑の多い季節はちょっと薄暗く感じる境内ですが、紅葉時はイチョウの黄色で明るくなります。そして落葉時には境内一面が黄色いイチョウの絨毯状態になります。神社の隣にあるのは幼稚園。きっとイチョウの絨毯は子供達のいい遊び場になっていることでしょう。
- <場所>
- ・三宿2丁目27−6(google map)
- <詳細ページ>
- ・三宿神社と例大祭(祭2)
・下馬西澄寺
下馬にあるお寺です。ここの凄いところは迫力ある武家屋敷門があることです。この門は三田にあった蜂須賀家屋敷門を移築したもので、都の有形指定文化財に指定されています。
百景にも選ばれていないし、近くに世田谷観音という色々派手なお寺があるので、あまり地域外の人には知られていないお寺ですが、ここの境内には結構モミジが植えられていて、紅葉時には素敵な風景となります。
豪徳寺などのように全体的に雰囲気がいいといったわけではありませんが、紅葉時は武家屋敷門を見学するいい機会となるでしょう。
- <場所>
- ・下馬2丁目11−6(google map)
- <詳細ページ>
- ・下馬の西澄寺(他1)
・太子堂円泉寺
三軒茶屋の北側に太子堂円泉寺があります。この寺には聖徳太子を祀った太子堂があり、これが太子堂という町名の由来になったとされています。
ここの門前の道沿いにはケヤキの大木が並んでいます。そんなに多くはありませんが、こういった風景は世田谷が農村だったころにあった屋敷林の名残りとなるようです。
その中の一本は上部は伐採されてしまっています。この木はかつて都の天然記念物に指定されるほどの大木でした。太い幹の割れ目には庚申塔が収められていて、現在でも貫録を感じます。
そういったケヤキが紅葉する様子もいいですが、境内には大きなイチョウの木が聳えています。一本だけで聳え、背後にマンションがある様子はちょっと面白く、なんとも独特の雰囲気を持った木です。
- <場所>
- ・太子堂3丁目30−8(google map)
- <詳細ページ>
- ・太子堂圓泉寺とけやき並木(百景6)
・教学院(目青不動)
三軒茶屋のキャロットタワーのすぐ足元に教学院があります。ここには江戸五色不動と呼ばれる不動様の一つ、目青不動が安置されています。
江戸五色不動は、目黒不動がよく知られているでしょうか。それに倣ってここも目青不動と呼ばれることもあります。といっても目が青いわけではなく、あくまでも色の配置というか、序列です。
ここのお寺はキャロットタワーから50mも離れていないといった立地ながら、そこそこ広い敷地や墓地を擁していて驚きます。しかも、ごちゃごちゃした三軒茶屋の町並みとは相反して、境内はゆったりとしています。
不動堂の前あたりには大きなイチョウがあります。イチョウの紅葉時には商業地にあるお寺とは思えないほど素敵な風景になります。
- <場所>
- ・太子堂4-15-1 (google map)
- <詳細ページ>
- ・目青不動の教学院(他3)
・浄光寺
ボロ市通りに世田谷代官屋敷があります。その名の通り江戸時代の代官様の屋敷で、世田谷の行政の中心地でした。
その代官屋敷で代々代官職を務めていたのは大場家です。代官屋敷も大場家の家屋を利用したもので、この付近一帯の地主でもあります。
代官屋敷のすぐ裏手にある浄光寺は大場家の菩提寺となります。お寺自体は特にこれといったものはありませんが、本堂の前に聳えている大イチョウの木はとても立派な木です。
イチョウの木の横にはお地蔵様が佇むように祀られています。イチョウの木と小ぶりな堂宇と合わさり、日本的で親しみを感じるような情緒を感じます。
- <場所>
- ・世田谷1丁目38−20(google map)
- <詳細ページ>
- ・世田谷代官の菩提寺、浄光寺(他13)
・国士舘大学のイチョウ
世田谷区役所と道を挟んだ北側に国士舘大学があります。松陰神社のすぐ横という立地になりますが、それもそのはずで、松陰の教えを実践した私塾から始まった大学になります。
国士舘大学のキャンパス入り口、ちょうど区役所との交差点のところにイチョウの木があります。
遠目に立派なイチョウだと感じ、近づいてみたのですが、近くで見ると、一本の大きな木のように見えて、何本の木が合わさっていました。区内ではイチョウの木が群生しているのを見ないので、ちょっと珍しく感じます。
- <場所>
- ・世田谷4丁目28−1(google map)
- <詳細ページ>
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・弦巻実相院
駒留通りの西側、中央図書館にほど近い場所に実相院(實相院)があります。この寺は最後の世田谷城主となった吉良氏朝所縁の寺として知られています。
世田谷吉良氏は小田原北条氏と親族関係にあり、小田原北条氏が豊臣秀吉に滅ぼされたと同時に世田谷を失いました。
その後、関東を支配した徳川家康に許され、吉良氏朝は世田谷に戻り、実相院(實相院)を開基し、ここで晩年をここで過ごしたとされています。
江戸幕府からは寺領十石ほどの御朱印地を拝領したという由緒ある寺で、現在でも境内には緑が多く、風情を感じるお寺となっています。
松丘小学校の方に山門があり、山門付近の参道はモミジが多く、光線の加減によってはとても美しい参道となります。近年完成した仏塔の周辺にもモミジが植えられていて、紅葉時には秋らしい光景になります。
- <場所>
- ・弦巻3丁目29−6(google map)
- <詳細ページ>
- ・弦巻実相院(百景26)
・東京農大のイチョウ
世田谷通り沿いに東京農業大学があります。農業を専門とした大学で、農大の秋といえば、文化の日あたりに行われる収穫の喜びを分かち合う収穫祭が有名です。東京にある大学の学園祭の中でもトップクラスの人気を誇っていて、とても多くの人が訪れます。
収穫祭後にもささやかな秋が訪れ、正門前にある大きなイチョウの木(雌木)はとても見事な紅葉を見せてくれます。
世田谷区の保存樹木にもなっている立派なイチョウの木ですが、百景の案内板によるとこの木は東京の気象台から委託を受けた生物季節観察標本となっているとかなんとか。
現在の東京のイチョウの標本木は気象庁の前、皇居のお堀にある震災銀杏なので、こちらの木は予備とか、記録のみなのでしょうか?それとも過去の話?何本もあるとか?いまいち情報がないのでよくわかりません。
- <場所>
- ・桜丘1丁目1−1(google map)
- <詳細ページ>
- ・収穫祭と東京農大(百景28)
・稲荷森稲荷神社
小田急線、千歳船橋駅の南側に稲荷森稲荷神社があります。稲荷の文字が並んでいますが、「とうかもり」と一般的には呼ばれています。ただ、「いなりもり」という言い方も間違えではないようです。
駅のすぐ近く、商店街に立地しているので、都会的な雰囲気がする神社ですが、かつては稲荷森の名がふさわしいほどうっそうと杉の大木が境内に並んでいたそうです。しかし、戦後の物資難で木材にしたり、大気汚染等で枯れたりして、現在ではその面影はなくなってしまいました。
ただ、境内の真ん中には大きなイチョウの木がそびえるようにしてあります。木の大きさからして、当時の名残の一本になるはずです。紅葉の時期には訪れていませんが、赤い鳥や社殿などと合わさり、とても素敵な光景になるようです。
素敵なイチョウの木ですが、境内の真ん中にあることから境内の使い勝手が悪いです。盆踊りの時などには、この木を取り囲むようにして櫓が組まれていたりします・・・。
- <場所>
- ・桜丘2丁目29−3(google map)
- <詳細ページ>
- ・稲荷森神社と例大祭(祭13)