世田谷からの富士山
晩秋から春先にかけての空気が澄んだ時期、特に天気のいい朝に世田谷からくっきりと富士山を見ることができます。
かなりの距離があるので、雄大な景色とはいきませんが、富士山がさりげなく見える風景は生活のアクセントになっています。
ここでは世田谷区内にある富士山スポットを今まで訪れた範囲内で紹介しています。
・キャロットタワーの展望台

現在の世田谷での一番の富士山スポットといえば、三軒茶屋にあるキャロットタワーの無料展望台になるでしょう。ここからの眺めはまさに絶景。天空の人になった気分です。
世田谷の町並みと富士山を一緒に撮るのもいいし、富士山をアップで撮るのもよし。おまけに長い時間見ていても寒くないのもいいです。
ただ朝9時半からの営業なのと、ガラス越しになるので、写真を撮る時に少し工夫が必要です。といっても、無料の展望台なので文句は言えませんね。
ここからダイヤモンド富士も見えるようで、その時はビックリするほど大混雑するそうです。ちなみに玉川花火大会の時も大混雑します。
- <場所>
- ・太子堂4-1-1 (google map)
- <詳細ページ>
- ・準備中
・成城の富士見橋

成城にある富士見橋は、国分寺崖線の上に架かる橋で、下には川ではなく、小田急線が通っています。
崖による急斜面をなくすために切り通しが造られ、切り通しによって分断された土地を結ぶのに、駅側に富士見橋、崖側に不動橋と二つの橋が架けられました。
富士見橋からの眺めは、すぐ手前に小田急線、そして崖のすぐそばに架けられている不動橋があり、それらの背後に富士山があるといった素敵な眺めだったようです。昭和59年に選定された「せたがや百景」にも選ばれました。

しかしながら、小田急線の複々線化が行われた際、橋と橋の間は全て蓋がされてしまい、現在、そのスペースは屋上菜園として利用されています。富士見橋と不動橋は、一応は橋の形をしていますが、橋というよりは通路といった趣きになってしまいました。
橋上に設置されているせたがや百景の案内板に、かつての素敵だった様子が描かれています。それを見ればかつての光景を思い浮かべることができるようになっています。
それよりもこの案内板には面白い仕掛けがしてあり、上部に額縁のような枠が取り付けられています。この枠を見たら枠の中に富士山を入れて写真を撮りたくなってしまいます。富士山の顔出しパネルみたいな感じでしょうか。
また、この富士見橋は不動橋からの富士山の眺めは、上野毛の富士見橋と共に「NO.54 富士の見える橋(世田谷区)」として関東富士見百景にも選ばれています。この選定は平成16年(2004年)。ちょうど複々線化が完了したころになりますが、この当時はまだ眺めがよかったのでしょうか。
- <場所>
- ・成城の富士見橋 (google map)
- <詳細ページ>
- ・成城の富士見橋と不動橋(百景55)
・成城の不動橋

成城の富士見橋よりも崖側に架かっているのが不動橋です。富士見橋が趣のない風景と変わってしまったのと同じで、こちらも残念ながら状況はよくありません。
不動橋は崖線上にあり、ここからの眺望の魅力は、喜多見の町と小田急線とのコラボレーションだったはずなのですが、目の前のフェンスはともかく、ちょっと先にもフェンスが設置されているし、車両基地ができたことで引き込み線が線路をまたいで設置されているので、線路や車両が見難くなっています。おまけに富士山の真下に高いビルが建てられてしまい、これまた微妙な感じです。

でも、夕日が富士山山頂に重なるダイヤモンド富士の時には多く写真愛好家が訪れ、橋の上にはずらっと三脚が並び、通りがかりの人が、「何事があったんですか~」、「事件ですか?」とビックリするぐらいの賑わいとなります。
成城の桜並木が人気なのと一緒で、成城でダイヤモンド富士を眺めることが心躍る体験となるのでしょう。
- <場所>
- ・成城の不動橋 (google map)
- <詳細ページ>
- ・成城の富士見橋と不動橋(百景55)
・成城三丁目

成城きっての富士山スポットである富士見橋と不動橋からの眺めは、小田急線の複々線化とともに少し微妙な感じとなってしまいましたが、成城のいたるところから富士山はよく見えます。
不動橋から南側の成城三丁目あたりからもよく見えますが、眺めのいい場所には大きなお屋敷が建っていたりするのが実際のところで、道路を歩きながら建物の隙間から見えるといった感じです。
写真も成城三丁目にある世田谷トラストに登録している立派なお宅の庭からの眺めで、世田谷トラストのオープンガーデン(公開日)を訪れた際に撮らせてもらいました。
その他、崖線にある成城三丁目緑地からも富士山が見えますが、生い茂る木々が多いので、葉がない冬なら何とか見えるといった感じです。とはいえ、写真を撮るとなると微妙です。
崖線の上にある明正小学校の校舎の屋上なら富士山がよく見えそうです。ここがもしかしたら成城で一番の富士山スポットかもしれませんね。入れないけど・・・。
- <場所>
- ・成城三丁目
- <詳細ページ>
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・成城四丁目

成城きっての富士山スポットである不動橋の北側は成城4丁目になり、眺めのいい崖線が続いています。
しかし、神明の森みつ池特別保護区に指定されているので、自由に入ることはできません。それ以外も木が多かったり、住宅が続いていたりと、富士山の眺望はよくありません。ただ、探せば富士山が見える場所も幾つかあります。
この辺りからの眺めはちょうど野川の対岸にあるきたみふれあい広場が被るので、絵的に緑が含まれ、まずまずといった感じではないでしょうか。よみうりランドの観覧車なども見え、世田谷の北の端の風景かなといった感じがします。
- <場所>
- ・成城四丁目
- <詳細ページ>
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・喜多見ふれあい広場

成城の崖線から下ると野川があり、その対岸にはきたみふれあい広場があります。この広場、なんと小田急線の車両基地の上に設けられている公園で、時々足元からゴォーと電車の走る音がしてきます。
車両基地の上部にあるので、崖線の上ではないものの、そこそこ高い場所となり、公園から富士山をよく見ることができます。
ただ、崖線ほど高さがあるわけではないので、電線やら木やらが邪魔をし、絶景というほどではありません。でも、朝などに富士山を見ながら体操やジョギングをするのには問題なく、早朝に訪れると、地元の人が気持ちよさそうに身体を動かしています。
- <場所>
- ・喜多見9-25 (google map)
- <詳細ページ>
- ・喜多見ふれあい広場(風景2-23)
・東名高速の橋(グランド橋)

東名高速道路は環八のインターから入ると、砧公園、大蔵総合運動場の横を通って多摩川方面へ抜けていきます。
最初は高架だったのが、気が付くと平地になり、そして地面よりも低いところを走るようになります。それは国分寺崖線を下っていくのに、急な坂にならないようにと、切り通しがつくられたためで、切り通し部分に2本の橋が架けられています。
一つ目が砧公園と運動場の間を通っている大蔵通りの公園橋。もう一つが崖線上にあるグランド橋です。グランド橋からの眺めは素晴らしく、晴れた朝などは高速道路と富士山がよく見えます。もちろん高速道路を車で走っていても富士山がよく見えます。しかもばっちり正面に見ることができます。

また、夕刻にも素敵な光景になります。富士山に太陽が重なるダイヤモンド富士の時はもちろん、夕日の中でシルエットになっている富士山の様子や、薄暗くなって車のライトが次々と流れていく中、静かに佇んでいる富士山も素敵です。
- <場所>
- ・大蔵付近 (google map)
- <詳細ページ>
- ・東名高速の橋(百景67)
・東名高速の橋(大六天橋)

崖線を下った東名は仙川を越え、大蔵の丘を越え、今度は野川を渡っていきます。この二つの川の間にある大蔵の丘でも急な坂にならないように切り通しが設けられていて、上に橋が架けられています。
橋の名前は大六天橋。橋のすぐ脇に大六天の祠が設置されていることから名づけられましたが、外環道のジャンクションの設置で、社は大蔵氷川神社近くに移転していきました。
ここからも崖線上のグランド橋と同様に東名高速と富士山といった風景を見ることができますが、少し標高が低いため、高圧電線と富士山の高さが同じになってしまうのが残念なところです。
現在はこの橋の周囲では外環道のジャンクションを建設しています。完成したら、ある意味で壮大な眺めになるかもしれません。
- <場所>
- ・大蔵6丁目付近 (google map)
- <詳細ページ>
- ・東名高速の橋(百景67)
・岡本三丁目の坂

都内で、この岡本三丁目の坂のようにただ真っ直ぐで、急な坂道は他にないのではないでしょうか。
かなり危険というか、インパクトのある坂道で、特撮やドラマなどで使われたり、バラエティー番組などで紹介されたりと、知る人ぞ知るといった感じですが、区外の人にも名が知れている坂道です。
急な坂が印象的な坂ですが、ここからの富士山の眺望も知られていて、「NO.54 東京富士見坂(東京の富士山が見える坂という項)」として関東富士見百景に選ばれています。
ただ、坂の途中に電線が多数かかっているので、富士山の写真を撮るのにはあまり適していないように感じます。
- <場所>
- ・岡本3-33付近 (google map)
- <詳細ページ>
- ・岡本三丁目の坂道(百景70)
・瀬田の行善寺

江戸時代に有名だった世田谷の富士山スポットといえば、行善寺が上げられます。行善寺は瀬田の国分寺崖線上に位置し、街道であった大山道にも面していました。
寺の境内からの眺めは素晴しく、その眺めは行善寺八景と呼ばれ、江戸時代には将軍家をはじめ、多くの文人墨客が訪れたそうです。
行善寺八景のうちの一つが「富士晴雪」という事なのですが、現在では目の前にビルや国道246号の高架が建ち並び、対岸にも大きな建物があるので、残念ながらいい眺めとは言えません。
残りの行善寺八景も、多摩川すらよく見えないというのが現状なので、完全に過去の遺物になってしまいました。江戸時代はいい眺めだったんだろうな・・・と、想像力を働かせて楽しむ場所になります。
- <場所>
- ・瀬田1-12-23 (google map)
- <詳細ページ>
- ・瀬田の行善寺と行善寺坂(百景81)
・上野毛の富士見橋

上野毛にある五島美術館の横を大井町線が走っています。その大井町線の切り通しの上に架かる橋が富士見橋です。ここからの富士山の眺望は、成城の富士見橋などと一括りとなって「東京の富士見橋」として関東富士見百景に選定されています。
ここの特徴は、橋の下を東急の電車が走っていることです。電車と富士山的な絵図をとることができます。とはいえ、結構影が多い場所なので、電車を入れていい写真を撮ろうとするなら、時間を選ぶかもしれません。
それよりも問題なのは、二子玉川の再開発で高層ビルが建ってしまったので、現在では、富士山はビルの間にかろうじて見えるものの・・・といった感じになっているようです。
ちなみに五島美術館といえば東急の創設者五島氏の敷地を利用して、収集したコレクションを展示した美術館です。
敷地内には崖を利用した庭園があり、冨士見亭茶室や見晴台庭園などがあり、ここからの富士山の眺望もよかったようです。ただ、ここも二子玉再開発によってできたビルの影響を受けています。
- <場所>
- ・上野毛3丁目 (google map)
- <詳細ページ>
- ・富士見橋より見た富士山の見える眺望(風景1-17)
・野毛第三京浜付近

東名高速や国道246号、そして鉄道が崖線を越える場所には、急な坂にならないように切り通しが造られています。そういった場所は視界が開けているので、富士山の眺望が素晴らしく、多くが富士見スポットになっています。
第三京浜を朝に利用するときに富士山が見える事があるので、ここも富士山スポットになっているのでは・・・と思って出かけてみたのですが、第三京浜入り口のところにある歩道橋や、その周辺からは富士山がうまく見えませんでした。多摩川を渡る橋の上からなら眺めがいいみたいです。
ただ、周辺を散歩していたら、住宅地の向うに富士山が見える場所もありました。さりげなく住宅の合間から見える富士山もいいものですね。世田谷らしくなくて・・・。でも電線が多いのが世田谷です。散策していてつくづく思います。
- <場所>
- ・野毛2丁目 (google map)
- <詳細ページ>
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・野毛六所神社前の坂

野毛(ノゲ)とは崖を意味する言葉で、その言葉通り野毛町は国分寺崖線上に町域が広がっています。しかも、野毛の名にふさわしく、世田谷の中でも特にこの辺りは崖の傾斜がきつい印象です。
野毛の氏神、六所神社前の坂もなかなか急な坂となっています。この神社前の坂の正面に富士山を見ることができます。区内の崖線沿いに多くの坂がありますが、坂の真ん中にきれいに富士山が見える坂はあまりないように感じます。とはいえ、他の坂と一緒で、ここも電線が多いです。
- <場所>
- ・野毛2-14-2 (google map)
- <詳細ページ>
- ・野毛の六所神社(百景94-2)
・東名高速付近

世田谷区を流れている多摩川の最上流は、東名高速道路の多摩川橋付近です。橋の北側にある砧浄水所の辺りが最上流になります。
東名の橋付近の河川敷には、警視庁の交通教育安全センターや白バイ訓練所があり、河川敷に設けられたコースで白バイ隊員が練習をしていたり、休日には大会が行われていたりします。

そういった白バイと富士山の写真が撮れればよかったのですが、東名高速の橋との写真で世田谷最北部の富士山としておきます。
- <場所>
- ・宇奈根付近の多摩川河川敷
- <詳細ページ>
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・宇奈根付近


東名高速の多摩川橋から川を下っていくと、高圧線の鉄塔があります。鉄塔の足部分がレンガ造りになっていて、昔ながらの鉄塔といった趣きが素敵です。ただ、河川敷にあるので、増水し、河川敷が水に浸かった場合、倒壊してしまわないか、少し心配です。
この鉄塔のすぐそばには、多摩川の河口から20キロの標が設置されています。直線距離ならもっと短いのでしょうが、川は蛇行しているので、河口からそこそこの距離となっています。

ここ宇奈根では、多摩川が蛇行していて、自然の川らしい風景になっています。実は、かつてこの付近には龍ヶ渕という多摩川に突き出るような大きな崖地があり、ここにこの地域の中心となる城や喜多見氷川神社がありました。
しかし、延文年間(1356~1360)に多摩川の洪水によって崖が崩壊、喜多見氷川神社も内陸に移動しています。また、対岸の川崎側に宇奈根という地名があることから、川の流路も大きく変わってしまったようです。
かつては暴れ川と恐れられた多摩川。この宇奈根界隈では大きく川筋が蛇行しているので、その名残というか、多摩川らしさを感じることができます。そのちょうど蛇行している奥に富士山を見ることができるのですが、この付近は対岸の建物や高圧電線が少々絵的には邪魔かなといった感じです。

朝の光を浴び、くっきりとその姿を見せている富士山も素敵ですが、ここでは夕日で川が反射していたり、夕焼けの中でシルエットになったときの方が絵になっているように感じます。
- <場所>
- ・宇奈根付近の多摩川河川敷
- <詳細ページ>
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・二子緑地広場付近

二子橋公園の北側ということになるのでしょうか。河川敷には明確な住所表示というか、区分がないのでよく分かりませんが、鎌田付近の河川敷には世田谷区の広場や児童遊園があります。
ここはたまがわ花火大会のメイン会場になる付近ですが、年明けに鎌田町会によって盛大などんと焼きが行われることでも知られています。どんと焼きと富士山という組み合わせというのは、日本の正月らしくていいものです。

また、鎌田といえば砧下浄水所があることでも知られています。この水道施設は、大正時代に渋谷町に水を送るために駒沢給水塔ととも造られました。中に入ることはできませんが、多摩川土手から大正レトロを感じられるポンプ室などの建物群を見ることができます。
水は多摩川の底から取り入れているのですが、途中の水道管内で空気が膨張するのを防ぐ、空気抜きの装置が土手の上にあります。これが小さな煙突というか、キノコというか、なんとも可愛らしい姿をしています。せっかくなので富士山と一緒に撮ってみました。
- <場所>
- ・鎌田付近の多摩川河川敷
- <詳細ページ>
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・二子橋公園付近


新二子橋の北側部分の河川敷は、一面に野球やサッカーのグラウンドが広がっています。手入れが行き届いているようで、新二子橋の上から見ると、整然としていて、まるでパッチワークみたいです。
こういった河川敷にある野球場と富士山という組み合わせは、昭和から変わらない多摩川の風景になるのではないでしょうか。
- <場所>
- ・二子橋公園付近
- <詳細ページ>
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・新二子橋

朝、国道246号を神奈川方面に向かって走ると、新二子橋で富士山がきれいに見える事があります。
私の場合はバイクツーリングで通ることが多いので、走りながら、おっ、今日は富士山が見える。伊豆や箱根の天気は良さそうだな。よしよし・・・と、幸先のいい象徴というか、おみくじの大吉のような事象となり、富士山がきれいに見えると、運転していてテンションが上がります。
実は、新二子橋って最高の富士山スポットになっているのでは・・・と思いながら自転車で訪れてみると、手前に多摩川と水門があり、風景的にはそこそこいい感じなのですが、富士山がちょうど高圧電線と被っていて、微妙な状態でした。
車で走りながら見る分にはいいけど、写真を撮ったりするのにはそこまでかな・・・といった感じでしょうか。
- <場所>
- ・新二子橋(google map)
- <詳細ページ>
- ・新二子橋(百景76)
・二子玉川公園付近

二子玉川駅より南側は、再開発によって大きく風景が変わりました。大きなビルが何棟も建ち、二子玉川公園ができ、道路が整備され、モダンな感じの町となりました。
同時に河川敷も堤防工事が行われ、河川敷の風景も変わりました。特に東急自動車学校があった場所に二子玉川公園ができ、ここの河川敷部分に丘のような富士見テラスが設けられました。
ここからの多摩川の眺めは最高で、その背後に見える富士山も素敵なはずです。実際には富士見テラスから富士山を見たことがないのですが、昔その辺りの河川敷で撮った写真です。高さが増えた分、これよりも眺めが良くなっているはずです。ビルが建っていなければですが。
- <場所>
- ・二子玉川公園(google map)
- <詳細ページ>
- ・準備中
・新多摩川橋付近

二子玉川駅の南側の河川敷には松林が広がっている地域がありました。江戸時代の名残の風景だったようですが、近年の二子玉川の再開発や堤防工事によってその風景が失われてしまいました。
この辺りからも富士山は見えますが、あまり特徴的な風景とは感じませんでした。
ここから少し下流に向かうと、第三京浜の新多摩川橋があります。この付近からだと、丸井を中心とした溝の口のビル群の背後に富士山を見ることができます。
- <場所>
- ・新多摩川橋付近の河川敷(google map)
- <詳細ページ>
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・多摩川遊園付近

第三京浜の新多摩川橋の下流の河川敷には、小さな児童公園やら広場が広がっています。地図で見ると多摩川遊園となるようです。
この付近は土手に桜の木々が並んでいて、桜の時期にはとても美しい光景になります。早咲き桜の河津桜も少し植えられているので、少し早い春を感じることもできます。
晴れた日などは富士山と桜といった絵も見ることができ、絶好の花見スポットになっています。ただ、富士山自体が小さいので、一緒に写真を撮るとなると微妙かもしれません。
- <場所>
- ・多摩川遊園付近(google map)
- <詳細ページ>
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・谷沢川の水門付近

多摩川遊園の下流部分では、東京都の名勝に指定されている等々力渓谷を流れてきた谷沢川が多摩川に合流します。この地点には河川敷に橋が架けられていて、水門も設けられています。
せっかくなので水門と青空と富士山を撮ってみましたが、広角で撮ると富士山が小さくなりすぎてしまいました。
- <場所>
- ・谷沢川の水門(google map)
- <詳細ページ>
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・多摩川玉川公園付近

曖昧に見える河川敷の所有区分ですが、実は細かく所有者が違っていたりします。野球のグラウンドは数多くありますが、全部世田谷区の所有物ではなく、他の区のグラウンドもあったりします。
遊具の置いてある公園も多くあります。これは地区ごとにあるといった感じでしょうか。適度な間隔を開けて点在しています。厄介なのが、どれも多摩川とか、玉川という名がついていて、似たり寄ったりで分かりづらいこと。河川敷を歩いていると、さっきも似たような名の公園があったような・・・と、頭の中が混乱してしまいます。
そんな中、玉堤地域にはなんと多摩川玉川公園という、強烈な名が付いた公園があったりします。「たまがわ」が二つ並んだ名称は他にはないはずです。とはいえ、名前は凄いけど、公園自体はちょっとした遊具があるだけの小さな遊び場といった感じだったりします。
その多摩川玉川公園の背後に見える富士山は、なかなか素敵でした。高圧電線用の鉄塔が富士山のすぐ横にそびえているのも、いいアクセントになっているでしょうか。
- <場所>
- ・多摩川玉川公園(google map)
- <詳細ページ>
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・東京都市大学グラウンド付近

東京都市大学・・・そんな大学あったっけな・・・。確かここの辺りには武蔵工大があったはず・・・。帰宅して調べてみると、2009年に東横学園女子短期大学と統合し、名称を変えたようです。
河川敷には東京都市大学のグラウンドがあり、その背後に富士山がきれいに見えました。富士山が見守るグラウンドといった感じでしょうか。
この都市大学のグラウンドから200mほど下流にある堤防施設(上沼部排水樋管)が大田区との区境になります。
- <場所>
- ・東京都市大学のグラウンド(google map)
- <詳細ページ>
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