世田谷散策記

 ~せたがや百景~

せたがや百景 No.56

成城3丁目桜ともみじの並木

せたがや地域風景資産 No.2-26

成城3丁目桜と紅葉の並木

春の桜のころや新緑の5月ももちろん美しいが、秋の紅葉のトンネルも素晴らしい。落葉を踏みしだいて歩く趣のある散策路だ。この小風景を愛する住民も多い。車の入らないこうした小道は、まちなかに奥行きをつけてくれる貴重な空間だ。(せたがや百景公式紹介文の引用)

・場所 :成城3-10-33付近
・関連団体:崖線みどりの絆・せたがや
・備考 :ーーー
せたがや百景の案内板の写真

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* 成城3丁目桜ともみじの並木について *

成城3丁目桜ともみじの並木 新緑の季節
新緑の季節

アスファルトに木陰が映っても絵にならないのですが、土だと絵になるものです。

不動橋の南側、崖線の上にせたがや百景では成城三丁目桜ともみじの並木、せたがや地域風景資産では成城三丁目桜と紅葉の並木と称された小さな小道がひっそりとあります。この小道は今でも舗装されていなく、道沿いには桜やモミジなどが植えられています。

なんでも元々この道は三千坪の敷地をもっていた方が玄関への道を華やかにといった感じで木々を植えたものだそうです。春には桜を、秋にはもみじを楽しもうといったところでしょうか。お金持ちのする事は・・・(ため息)、といった感じですね。

成城3丁目桜ともみじの並木 桜の木
桜の木

伐採されてしまった木も多く、桜に関してはいまいちな感じです。

この小道は散歩道としてとても雰囲気のよい道だった事から百景に選ばれました。春に桜を楽しめ、新緑の季節には緑の木々と木陰の趣を楽しめ、秋には紅葉を楽しめと四季を通じて楽しめるというのは散歩道としての鉄則です。

ただ現在では桜に関しては寿命や病気で伐採されてしまった木も多く、本数が少なくなってしまいました。元気なのは入り口にある木ぐらいでしょうか。

成城3丁目桜ともみじの並木 モミジのトンネルと喜多見の町
モミジのトンネルと喜多見の町

モミジのトンネルの向こうに喜多見の町が見えます。

紅葉に関しては今でもまずまずといった感じです。場所によってはモミジのトンネルとなっていて、百景に選ばれているだけはあるかなと思えます。

紅葉は光を選ぶので、いい時間帯に訪れるとそこそこ雰囲気を楽しむ事ができます。

成城3丁目桜ともみじの並木 紅葉するモミジ
紅葉するモミジ

背の高い大きなモミジの木があります。

ただ・・・、やはり通り全体の雰囲気からすると、今でも道が舗装されていないのは評価できるとしても、周りの家を含めた全体的な周辺環境とか、雰囲気とかを考えると、この小道が現時点で趣きがあると感じるかどうかは賛否が分かれそうです。

それに昔と違って雰囲気のいい遊歩道や緑道があちこちに整備されているので、とりわけこの小道が特別に雰囲気がよいかと考えてしまうと、ちょっと考えてしまいます。

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* 感想など *

成城3丁目桜ともみじの並木 紅葉の季節
通学風景

基本的には散歩道ではなく、生活用の道です。

雰囲気の良い道というのはどんな道でしょう。お金をかけてせせらぎを作ったり、道にタイルを敷き詰めたり、道の脇にオブジェを並べたような道でしょうか。

造られた雰囲気の良さと普段の生活からにじみ出てくる雰囲気の良さは違うかなと思います。表現は悪いかもしれませんが人間の容姿のようなものかもしれません。化粧や着飾って取り繕うことはできます。

この小道は緑道などの散歩道と違って昔ながらの雰囲気が残っている生活道路です。いつ訪れてもいい雰囲気というわけではなく、季節や光の加減がうまく合わさった時にだけ雰囲気がよくなる道です。

生活道路なので、ここに暮らしている人が毎日のように通勤通学で通り、どう感じ、どう改善したいかといった思いが積み重なっています。

地面が舗装されていないと雨の日などは水たまりができて大変だとか、車が汚れるとか、秋には落ち葉が大変だとか色々あると思います。未舗装の道なので区に舗装の依頼をすればしてくれますし、木も邪魔なものは伐採してくれます。

でもこういった道を残し続けているのは、この道を使っている人たちがこのままの状態に満足しているからなのでしょう。秋の落ち葉などの掃除も大変でしょうが、こういった道を残す努力をしていること自体が素晴らしいことなのかもしれませんね。

ー 風の旅人 ー

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* 地図、アクセス *

・住所成城3-10-33付近
・アクセス最寄り駅は小田急線成城学園前駅。

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<せたがや百景 No.56 成城3丁目桜ともみじの並木 2009年9月初稿 - 2017年9月改訂>
( せたがや地域風景資産 No.2-26 成城3丁目桜と紅葉の並木 )

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