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せたがや地域風景資産 No.1-36

松葉公園

昭和41年に団地とともに完成した公園で、都営烏山アパートの一角にあり、自治会館にも隣接している。自治会によってケヤキの大木や花壇が大切に守られ管理されている。(紹介文の引用)

・場所 : 北烏山2-9(団地内)
・登録団体など : 不明
・備考 : ーーー

*** 松葉公園の写真 ***

松葉公園の写真
松葉通りから

隣では大規模な工事を行っていました。

松葉公園の写真
公園内

竈ベンチなど防災用具のそろった団地公園です。

松葉公園の写真
足つぼのコース

あまり他の公園では見かけませんね。

松葉公園の写真
桜の時期

桜の木も植えられています。

* 松葉公園について *

幾つかの項目は平成21年2月に発行された「せたがや地域風景資産ガイドブック」で場所だけ表示されていて、内容が紹介されていません。この松葉公園もそうで・・・、というか、他の地図を見ても公園的なスペースはあっても松葉公園の名前が消えてしまっていたりします。

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烏山の寺町通りの一本東側を通っているのが松葉通りで、久我山駅前の人見街道までつながっています。この道は途中で中央自動車道の高架下をくぐるのですが、その部分には中途半端な状態で公園が設置されています。これは松葉山公園で、名前が似ていますが松葉公園とは別の公園です。

この公園は一見、高架下のスペースをうまく利用しているようにも見えますが、ここより都心部よりのスペースは本来下り線の高井戸ICやそれに伴う道路を設置するためのスペースだった場所で、周辺住民の交通量増加による環境汚染を憂慮した反対運動によって今でも高井戸ICから中央高速に入ることができないというか、工事が行えない状態となっています。降りる側に関しては工事が済んでいたので、反対を押し切る形で強行に運用を行いました。

このため現在は中央道に入るためには永福へ迂回したり調布まで甲州街道を走らざるを得ないといったちょっと不便な状態となっています。これでは周辺道路に余計な渋滞を引き起こし、より多くの環境汚染が起こっているといえます。

都会というのは狭いスペースに多くの人が暮らすので、それぞれが我慢すべきところは我慢しなければ生活が成り立ちません。まして他の環八沿いでは東名や第三京浜といった高速道路の入り口がある事を考えると、ここだけできないというのは・・・と思ってしまいます。

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と話がそれつつありますが、この高井戸IC問題周辺の土地には都営住宅が多く建っています。都営烏山住宅、都営烏山北住宅、都営久我山住宅と大きな団地があり、さらに民間の大型集合住宅も周辺に多くあるので、結構人口密度の高い地域となっています。その中の都営烏山住宅の敷地内に松葉公園があります。

松葉公園は昭和41年の団地完成時に開園した公園なのですが、現在は公園の形状はとどめているものの都の管理地となっていました。この公園は団地内にあることからいわゆる災害時の防災機能を兼ね備え、また大きな木があり、そして足つぼ散歩道があるのが特徴となるでしょうか。花壇なども花がきれいに植えられていて、公園全体で見ても手入れが行き届いているといった印象です。

こういった事は自治体が管理しているようです。なぜ松葉公園でなくなったとかその他もろもろの事情を含めてよく分かりません。まあ団地内にある公園だし、土地の管理者とか、団地の管理団体とか、住民の都合といったものがあるのかもしれません。

<せたがや地域風景資産 No.1-36、松葉公園 2011年5月初稿 - 2015年10月改訂>