旅人が歩けばわんにゃんに出会う タイトル
旅人が歩けばわんにゃんに出会う ~ ユーラシア大陸横断編 ~

#67 巨大な水上集落のニャンコ

マレーシア サバ州コタ・キナバル ガヤ島 2000年7月
Gaya Island, Kota Kinabalu, Malaysia / Jul.2000
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マレーシア ボルネオ島 サバ州 キナバル山の山頂付近の写真
キナバル山の山頂付近

マレーシアの最高峰はボルネオ島の東部、サバ州にあるキナバル山。標高は4,095m。山頂付近には花崗岩による岩場が広がっているといった特徴的な山で、高山植物の種類が豊富なこともあり、2000年12月に世界自然遺産に指定された。

私が登ったのは世界遺産になる前の2000年7月。この当時でも登る際にはガイド付きで、途中の山小屋での宿泊が義務付けられていた。

とはいえ、オンライン予約とかなかったので、直接事務所に行って予約手続するだけで登れ、費用も5千円ほど(入山料3RM、ガイド60RM、登山・保険料53.5RM、宿泊12RM、バス代25RM=153.5RM)だった。

今ではマレーシアの物価高騰や、円安などもあって、登山にかかる費用はかなりの額になっている。しかも世界中から山小屋への予約が入り、予約も取りにくくなっている。昔のように旅の途中で手軽に登れてしまう山ではなくなってしまったようだ。

マレーシア ボルネオ島 サバ州 コタキナバルの港の写真
コタキナバルの桟橋

そのキナバル山を望む町、コタ・キナバルが海岸沿いにある。「コタ」というのは「市」とか「町」の意味なので、日本で言うなら富士市といった感じになる。

コタ・キナバルはサバ州の首都となり、国際線も飛んでいる大きな町になる。大きな町ではあるが、町の外には自然が残っていて、海上には国立公園となっている島が幾つか浮かんでいる。ここでは自然探索の他に、シュノーケリングやダイビングを楽しむことができる。

国際線が発着している町から簡単に行けるダイビングスポットとして貴重な存在のようで、キナバル山よりもダイビングスポットとしての方が知名度があるそうだ。いずれにせよ、コタキナバルは山も、海も、またジャングルも楽しめるといった冒険心をそそる町ということになる。

マレーシア ボルネオ島 サバ州 ガヤ島の水上集落の写真
ガヤ島の水上集落

コタキナバルのすぐ沖にガヤ島という大きな島がある。ここには巨大な水上集落があり、多くの人が暮らしている。その様子はコタキナバルの町からも見え、どうにも行ってみたくなり、船に乗って訪れてみることにした。

マレーシア ボルネオ島 サバ州 ガヤ島 水上集落の様子の写真
水上集落の様子
マレーシア ボルネオ島 サバ州 ガヤ島 水上集落の人々の写真
水上集落の人々

水上集落を散策してみると、とても巨大な水上集落で、コタキナバルから見えた島の前面だけではなく、奥の方にも続いていた。そっちの方へ行ってみると、小中学校もあり、水上集落の巨大なコミュニティーに驚く。また海上には魚の養殖場もあり、海で生計を立てている人も多いようだ。

それにしてもここは子供が多い。貧乏子だくさんとはよく言ったもので、ビックリするほど子供の数が多く、活気とか、エネルギーを感じ、とても心地いい。

とはいえ、余り裕福でない人たちが住んでいる場所なので、治安はいいとは言えない。地元の人に水上集落へ行きたいというと、必ず、危ない。やめておけ。と言われる。

でも水上集落の場合は風通しがいいので、そこまで心配はしていない。ただ、水が引いた海岸にゴミが異様に多く、一面ゴミだらけ。治安よりも衛生面の方が気になってしまう。

マレーシア ボルネオ島 サバ州 ガヤ島 水上集落 お昼寝中の写真
お昼寝中

コタキナバル(Gaya Island, Kota Kinabalu)、Malaysia Jul.2000

マレーシア ボルネオ島 サバ州 ガヤ島 水上集落 板橋の上での写真
板橋の上で

コタキナバル(Gaya Island, Kota Kinabalu)、Malaysia Jul.2000

水上集落では、多くの人懐こい子供たちに出会ったが、予想外にもにゃんことの出会いもあった。こんな場所で猫に出会えるとは思っていなかったので、少々驚いた。

猫は水上集落の生活には向いているのだろうか。キャットタワーみたいな立体的な環境は得意なので、犬よりは立体感のあるこの環境に適していると言えるだろう。とはいえ、海上の上になるので、餌になる昆虫とか、小動物は陸上よりも少ない。

でも、昔はネズミの発生を防ぐために猫を船に載せていたという話も聞くので、案外、集落の番人としてありがたがられているのかもしれない。

旅人が歩けばわんにゃんに出会う
#67 巨大な水上集落のニャンコ
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