世田谷を楽しもう! 風の旅人 世田谷散策記

散策を楽しもう! 〜散策の勧め〜

趣味がなくて困っていませんか。好奇心や意欲がくすぶっていませんか。

休日は家にこもりっきりだとか、定年後や子供に手が掛からなくなったりして時間をもて余しているのでしたら、散策をしてみることをお勧めします。

歩くことは健康にもいいし、見聞が広がると生活が楽しくなります。

散策すること自体、それだけでも楽しめる趣味ですが、食べ歩き、ショッピング、歴史などなど様々な趣味と組み合わせることで、より奥の深く、そして長く楽しめる趣味になります。

また、好奇心が膨らんでいくことでより積極的な生き方につながるかもしれません。ここでは様々な可能性を秘めた散策の魅力について書いています。

*** このページの内容 ***

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* 旅と散策の違い *

散策とは何だろう。己を知ればってやつで散策とはどういった性質のものかを理解しておくと散策もやりやすくなります。

そこで散策と似た旅と比較しながら散策の魅力について書いていきます。

旅と散策。ほぼ同じに感じる人もいれば、まったく違うと感じる人もいると思います。

旅も散策もちゃんとした定義のある言葉ではなく、広義な言葉なので、人それぞれの解釈ができてしまうのはしょうがないことです。

旅といっても、一人で世界一周旅行をするのと、家族での温泉旅行ではまったく様子が異なるし、旅先の海外で行う散策と自宅の近所を回る散策も見る風景、感じ方が別の次元だと言えます。

ただ旅も散策もどちらも似たようなものというか、同じ直線の延長上にあるととらえている人が多いようです。

辞書的な感じで違いを書くと、旅というのは日常の行動範囲や習慣から脱出し、新しい風景や人物に出会うことにあります。

だからわざわざ旅に出て日常と変わらない風景や自分にとってありふれた風景を見ても感動をあまり感じません。むしろわざわざ移動してまで訪れることが面倒に感じるはずです。

その逆に強烈に日常とかけ離れた風景や建物などには強く惹かれます。そういった風景は手間や時間を掛けてでも見に行きたいと思うはずです。日常と差異が大きい海外旅行が人気なのはそういった理由からです。

普通に考えるなら世田谷区民が余暇を利用して旅をしたいと思った場合、同じ区内、もっと言うなら都内は旅の目的地になりにくいと言えますし、周囲を田畑に囲まれて暮らしている地方の人にとっては、建物だらけの区内の至る所が物珍しく、旅の目的地になります。

その一方、散策には旅のような定義はありません。だから日常の行動範囲から脱出しなくても行えますし、新しい風景や人物に出会うことは望ましいけど、出会いがなくても成立します。

旅よりもハードルが下がるというか、旅よりも大袈裟ではない旅?ってっ変な表現ですが、日常ベースの簡易的な旅といった感じで、日常からの脱出が旅で、家からの脱出が散策というのが言い得ているかもしれません。

楽しみ方も旅の脱日常、現実逃避的な楽しみに対して散策は日常的な楽しみ、ってやっぱり変な表現ですが、日常的な感覚で楽しむ事ができます。

そして旅とは違って強烈なインパクトは・・・あったほうがいいけど、それほど重要ではありません。近所の公園の桜が咲いたといった小さな変化でも出かけるきっかけになり、それでいて満足感が得られるものです。

それに旅と違って時間に縛られません。日常での時間を見つけ、日常にプラスアルファで楽しむ趣味といった感じです。

例えば子供が幼稚園に行っている昼間に中途半端に時間が余っているお母さんでも・・・、って気力があればですが、少しずつ小分けにしてあちこち散策して回ることも可能です。

もちろん子供を自転車で迎えに行った帰りに一緒に今日は桜がきれいだから遠回りしていこうといったことも散策の一つの形です。

更に言うなら旅と違って日常の感覚に近いので日常の金銭感覚、要はあまりお金を掛けずに行えます。日本人はなぜか旅に出ると懐が緩みがちですね・・・。

といった感じで、散策は旅のようにしっかりと準備して大きな感動を味わうのではなく、気軽に小さなワクワク感を探すのが散策と表現するのがしっくりきます。

休日の過ごし方で思い切って遠くに旅に出ようか、あるいは手軽に散策で済まそうかと迷った際には、自身の疲れや気力、精神的にリフレッシュが必要かどうかなど考慮して決めるといいかと思います。

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* 散策の勧め *

普段の生活で時間をもて余していませんか。定年後だったり、子供に手が掛からなくなったりして家ですることがなく時間をもて余しているのでしたら、散策をしてみることをお勧めします。

近年ウォーキングが人気となっているように、しっかりと歩くことは体にとってもいいのです。利便性の高い都会で暮らしているとスーパーにしても役所関係にしても近場で済ますことができ、それ相応の目的がないとわざわざ遠くへ出かけなくなってしまいます。

とはいうものの、歩くのが健康にいいと頭ではわかってはいるけど・・・・・、ただ歩くのは退屈です。

そこで散策なのです。日課としての近所の同じ場所を歩くような散歩ではありません。新しい刺激を求めての散策、簡単に表現するならプチ旅です。

費用もほとんどかからないし、難しい知識も必要ないし、時間も縛られませんので、新しく始める趣味には最適だと思います。

といっても散策慣れしていない人が当てもなく歩いたとしてもすぐに飽きてしまうでしょうし、普段慣れ親しんでいる地元に興味を持つこと自体が面倒に感じるかもしれません。

多くの人が散策に対して抱く思いに「わざわざ・・・」といった表現が当てはまるのではないでしょうか。

でも最初はそう感じていても始めてみると意外に楽しいものです。いや、楽しい町なのです。世田谷は。知れば知るほど興味がわいてくるといった感じでしょうか。

だから何事もそうですが、まずは始める事が大事です。そして楽しくなければ別の趣味を探せばいいのです。

さしあたり目標というか、達成感という点でせたがや百景めぐりなどがお勧めです。まずは有名な場所から始めていき、気力が続くなら小さなスポットへ足を運ぶといいでしょう。

まあ最後の方は作業的な感覚になってしまうかと思いますが、こういったウォークラリー的な目標があれば初心者でも楽しむこともできるかと思います。

一人で散策するのが嫌ならNPO団体などが企画している町歩きや史跡を巡る散策に参加するのもいいと思います。解説を受けて地元を詳しく知ることでまた違った見方もできるかもしれませんし、散策仲間ができるかもしれません。

散策のいいところは、散策を行うことで見聞が広がり、興味の対象が増えることです。散策を始めた結果として歴史や寺社に興味を持ったり、自然や鳥、あるいはカメラや自転車、またどこのお店がおいしいかといった食通になったりと趣味が増えた人も多いと思います。

散策は色んな趣味と組み合わせやすいのです。散策をただ行うよりも他の趣味と同時進行で行うことで楽しさが増します。やる気というか、行動への推進力が何倍も増えるからです。

そういう意味でも人生の楽しみや幅が広がる可能性のある趣味ともいえます。

と、多少大袈裟に散策はいいぞ!と散策の勧めを書いてきましたが、散策というのは数多くある趣味の中の一つです。

人それぞれ何に楽しみを感じるか、何に感動するかは違います。自分に合っていると感じたなら初めてみればいいですし、やってみて合わなければ他の趣味を探せばいいだけのことです。

何かをしようと思っているだけでは人生は楽しくありません。何かをする、新しいことに挑戦してみることが日々の生きがいや楽しみにつながるのではないでしょうか。

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* 認知症予防としての散策 *

人間の脳は40歳から衰退していくようです。普段から仕事で脳を動かしている人は急激に衰えを感じることはないと思いますが、定年後に趣味もなく、急に脳を動かさない生活が当たり前になってしまうと、早いペースで認知症になってしまう人もいます。

趣味を持つことや日々多くの人と話すことが認知症予防に大事だとよく聞くと思います。

まさにその通りで、ただ何となくマンネリの生活をしていては脳や思考が退化していきます。

年を取ると行動のバリエーションが少なくなってしまいがちですが、脳の老化の原因の一つは応用力がなくなることです。

散策は認知症予防になりえると考えられます。

歩くこと自体が健康によく、そして歩きながら視覚的に刺激を受けることが脳にいい影響を与えます。

公園の散歩をするだけでも健康にいいし、朝夕に公園を歩いている年配の方をよく見かけるのも、そういった健康を考えてのためです。

ただ、何も考えず毎日同じ場所を歩いていても日常のマンネリに他なりません。健康に良くても思考の方が硬化してしまいます。

散策の場合は今日はどこへ行って、どこを回って、あそこで夕飯の買い物をして帰ろう・・・といったちょっとした計画性が必要です。

計画を立てて、歩きながら考え、新しいことを見たり知ることで脳が刺激を受け、活性化してくれます。

違う場所へ行くということ、例えばいつも行かないスーパーで買い物することなどは勝手がわからないのでとても面倒に感じます。ちょっとした意欲が必要です。こういった小さな継続から意欲低下予防にもつながると期待できます。

それに散策名人になれば一人で散策をためらっている友人や知人からもよく誘われて、交流関係にもいい影響を与えるかもしれません。

といった感じで、散策は気軽に(あまりお金をかけずに)認知症の予防になりえるので、趣味がなかったり、家でじっとしがちな両親がいれば情報を積極的に与えて外出しようとする気持ちにさせてあげるといいと思います。認知症になってしまうと本人が辛いのはもちろん、家族も大変な思いをします。

とはいえ、「このままだと認知症になってしまうからちょっとは外に出たら。」と子供に言われて、素直に「はい」と出かけるほど親のプライドは低くありません。

「この前テレビでやっていた下北沢のケーキが食べたいのよ。今日暇なら買ってきて。」と頼んでみるとか、「梅が丘の羽根木公園の梅が見ごろで梅まつりをやっているらしいよ」などと教えてあげるといった勧め方もいいと思います。散策しやすいようにさりげなく地図などを用意してあげるのも大事です。

ただもう既に認知症の兆候がある場合は気を付けましょう。認知症になり始めて散策が趣味になると、家に戻ってこれなくなってしまったり、落とし物を遠くの警察に取りに行くことが続発するので、家族としては大変です。

もし認知症になり始めている場合は周囲の人間に見守ってもらうためにも近所の定番コースだけにしたほうがいいです。混雑した駅前商店街よりもやはり緑道や公園などのほうが適しています。

とはいうものの、現実的には散策を行うことで徘徊しやすくなる可能性も否定できないので、本人の性格、家庭の介護事情によって考慮する必要はあるかと思います。

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<世田谷散策記 散策を楽しもう! 〜散策の勧め〜 2018年11月改訂>