世田谷を楽しもう! 風の旅人 世田谷散策記

世田谷の盆踊り2 (北沢、砧、烏山地域)

世田谷では古き良き風習である盆踊りが盛んに行われ、秋祭りよりも盛り上がっている地域も多くあります。

ここでは世田谷区内で行われている盆踊りを実際に訪れたものを中心にまとめています。

世田谷、玉川地域は世田谷の盆踊り1を、夏祭りなどのイベントは世田谷歳時記(夏)をご覧ください。

日程に関しては町会の都合、会場の都合等で急に変更となる場合がありますので、事前に広報や町会発行のミニコミ誌等を調べてから訪れるといいかと思います。

*** このページの項目一覧 ***

line

*** 北沢地域の盆踊り ***

*** 砧地域の盆踊り ***

*** 烏山地域の盆踊り ***

line

広告

* 北沢地域の盆踊り *

・納涼盆踊り大会(代田八幡神社) <2018年7月20~22日(金~日)>

代田八幡神社の盆踊りの写真

代田の地名はでいたらぼっちの伝説によって名付けられたとか何とか伝えられています。その代田の鎮守である代田八幡は環七沿いにさりげなくあり、一月に行われる三土代会による世田谷区無形民俗文化財の餅つきが有名です。秋祭りも町会御輿が連なって環七を渡ってくる様子はなかなかのものです。

この代田八幡では毎年7月の終わりに3日間盆踊りが行われます。世田谷で3日間盆踊りが行われる場合はちょっと気合いが入っているなと感じる場合が多いのですが、ここは地方的なのんびりとした雰囲気で行われていました。ただ踊りの方は結構難しい曲やあまり聴かない曲も流れていました。

境内には出店が出ていて、のんびりとした夏祭りといった雰囲気で、すぐ横に環七が通っているとは思えないほどでした。太鼓をたたいているのは代田小学校の「だいた和太鼓」の子供たち。餅つきの時も演奏していたので、地域の行事に積極的に参加しているようです。

<詳細・関連ページ> 世田谷の秋祭りNo.16

・下北沢盆踊り(あずま通り商店街) <2018年8月11、12日(土日) 盆踊りは18:30~20時まで>

下北沢盆踊りの写真

下北沢には多くの店が並び、幾つかの商店街に分かれています。その中の一つ、駅の東側付近のあずま通り商店街によってお盆ごろの週末に2日に渡ってサンバパレードあり、ライブ演奏あり、ファッションショーありと賑やかな下北沢夏祭りが行われていました。

2018年からは盆踊りを中心としたイベントになったようで、イベント名も下北沢盆踊りと変わり、独自の「しもきた音頭」で下北沢らしい盆踊りを目指しているようです。

盆踊りは北口のかつて北口市場があった場所で行われます。あまり広い場所ではないのでちょっと手狭な感じですが、まあそういった手狭な風景も下北沢らしいところです。訪れたのが第一回目の開催だったのでしもきた音頭がどのくらい定着したのかわかりませんが、夏祭り自体は盛り上がって続いているようです。

<詳細・関連ページ> せたがや百景No.12

・盆おどり大会とサマーフェスタ(明大前駅前広場) <2018年8月25、26日(土日) 17~21時>

明大前駅前盆踊りの写真

学生の町として知られる明大前駅周辺ですが、あまり大きなイベントがないのが実際のところでしょうか。ここの盆踊り大会は地元商店街などの地域振興の方々と若者とが協力し、盛り上げようとしています。

盆踊りは駅前広場という目立つ場所で行われます。そこまで広い広場ではないのですが、周りがとても賑やかです。踊りの方は駅前という一等地でありながらちょっと踊り手が少なめな感じでした。

さすがにこれだけ目立つ場所で踊るという事には少し抵抗がある人もいるかもしれませんね。また盆踊りの前には歌謡ショーやゆかた美人コンテストが行われます。

<詳細・関連ページ> ーーー

・しもたかサマーフェスティバル (下高井戸商店街) <2018年8月25、26日(土日) 17時50分~>

しもたかサマーフェスティバルの写真

かつて下高井戸の夏はせたがや百景にもあるように阿波踊りが有名だったようですが、今では行われなくなってしまいました。ただ、イベント自体はしもたかサマーフェスティバルとして受け継がれ、盆踊りやよさこいなどが踊られたり、抽選会などのイベントや多くの露店が出店するなどして盛り上がっています。商店街、地域を挙げてのイベントなので、そこそこ人も多く、賑やかな夏祭りといった感じでしょうか。

見ていて思ったのは、盆踊りだけではなく、よさこいも円になって踊れるというのは、踊りが好きな人はもちろん、子供達も飽きないで楽しめる点で非常に面白い趣向かなといった事です。

<詳細・関連ページ> せたがや百景No.34

・羽根木神社例大祭と盆踊り <2018年9月1、2日(土日)>

羽根木神社の盆踊りの写真

区内で一番最後に行われる盆踊りは多分ここで、9月第一日曜日に行われる秋の例大祭に合わせて行われます。御神輿と盆踊りという組み合わせも世田谷では新鮮な感じがしますが、二つのイベントを効率よくまとめているなといった印象です。

境内や祭りの雰囲気はよく、踊りの櫓もなかなか立派なものが設置されます。踊りの方も小道具を使うなど凝っているものもあり、なんか気合いが入っているなといった感じでした。

また神社の掲示板を見ると事前に踊りの練習会が開催されているようです。そういったことを含め、踊りに対する真剣さというか、こだわりが感じられる盆踊りかなと思いました。祭りでは女神輿が出るし、盆踊りも年配の女性が頑張っているしと、訪れてみて女性が活躍(張り切っている?)しているお祭りだなといった印象を受けました。

<詳細・関連ページ> せたがや百景No.16

・北沢地域その他

・下代田東納涼祭(下代田児童遊園) <2018年7月14、15日(土日) 16ー20時>

・池ノ上納涼盆踊り大会(池ノ上小学校) <2018年7月28、29日(土日)>

・大原北町会納涼盆踊り大会(大原GOGO公園) <2018年8月3、4日(金土)>

・上北沢納涼盆踊り大会(上北沢小学校) <2018年8月18日(土) 17~21時>

広告

* 砧地域の盆踊り *

・成城納涼盆踊り(成城学園駅南口広場) <2018年? 2017年7月15、16日(土日) 18-21時>

成城納涼盆踊りの盆踊りの写真

言わずと知れた高級住宅街成城の玄関、成城学園駅前での盆踊りです。近年駅は新しくなり、駅前が様変わりしましたが、盆踊りは南口の交差点前にある狭いスペースで行われます。

8時頃に訪れると、かなり会場は混雑していました。大盛況だなと思ったら商店街のイベントの抽選会が行われていました。抽選会が終わると盆踊りが再び始まったのですが、踊っている人はまばら。時間帯が悪かったのか、それともいつもこんな感じなのでしょうか。明々と灯っている提灯がちょっと仰々しく感じてしまいました。

でもすぐ横の路地は歩行者天国となっていて、出店も幾つか出ていて多くの子供たちなどが楽しんでいました。きっと抽選会が始まる前の早い時間は子供たちの盆踊りで賑わっていたことでしょう。

<詳細・関連ページ> ーーー

・喜多見の慶元寺(みたまつり) <2018年7月14、15日(土日、毎年固定) 18-20時>

喜多見の慶元寺(みたまつり)の盆踊りの写真

喜多見の鎮守、喜多見氷川神社のすぐ隣に江戸氏の菩提寺で知られる慶元寺があります。喜多見地域は世田谷にあって喜多見藩だった名残などで独特の文化がいくつか残っています。ここの盆踊りも少し特殊で、みたままつり盆踊りと名付けられていて、宗教的な意味合いの強いものです。

行事は18時頃から始まり、実際に盆踊りが始まるのはもう少し後。踊るのは檀家さん・・・、ではなくて、すぐ横にある慶元寺幼稚園のかわいい園児たちです。そしてその園児たちの輪を取り囲むようにしてカメラを持った保護者の輪ができ、ほのぼのとするような光景というか、部外者にはちょっと微妙な感じの盆踊りとなっています。

18時半頃から本堂内で法要が行われ、19時頃から墓地を僧侶が念仏を唱えながら回る墓施餓鬼が行われます。その間も園児たちの盆踊りは続くわけで、檀家さんの墓参りに彩りを添えるための盆踊りといった感じかもしれません。

<詳細・関連ページ> せたがや百景No.60

・祖師谷昇進会商店街盆踊り(祖師谷神明社) <2018年7月20、21日(金土) 19-21時>

祖師谷神明社の盆踊りの写真

祖師谷神明社はウルトラマン商店街と知られ、なかなか活気ある祖師谷商店街のメイン通りから少し入ったところにある神社です。地域に密着している神社といった感じで、秋祭りもかなり混雑します。

盆踊りは祖師谷昇進会商店街主催で行われ、子供たちにお菓子の無料配布、大人には野菜の配布などもあるので、子供たちを中心に結構賑わいます。露店も多く出て境内は夏祭り的な雰囲気満点ですが、盆踊りを行うには境内が少々窮屈かなといった感じでした。

<詳細・関連ページ> 世田谷の秋祭りNo.29

・砧小学校 (砧っ子夏まつり) <2018年7月21日(土) 15-19時半>

砧小学校の盆踊りの写真

砧小学校といえば、百景にも出てくる100年桜が有名です。夏の100年桜はどんなもんだろうかとちょっと興味があったので、小学校で行われていた砧っこまつりに合わせて訪れてみると、まあ当たり前ですが夏はありふれた普通の木になっていました。

祭り自体は子供のためのお祭りで、盆踊りの方もまあ小学校で行われている盆踊りかなといった感じでした。ただ小学校のイベントなのに白バイやらレプリーズ(騎馬警官隊)が訪れていたのにはちょっとビックリしました。そういう意味では結構PTAや地元の方などが気合いを入れている祭りかもしれません。

<詳細・関連ページ> せたがや百景No.62

・宇奈根町会盆踊り大会(宇奈根氷川神社) <2018年7月21、22日(土日) 18時~>

宇奈根氷川神社の盆踊りの写真

せたがや百景に選ばれていなければ知ることもなかっただろうという小さな神社です。宇奈根の奥まった場所にあり、境内には特に何があるというわけでもなく、広々と空き地が広がっているといった感じです。

普段から人があまりいなく、秋祭りも神輿のみで露店も出ないといった神社ですが、盆踊りの時は多くの人が訪れ、露店も出て賑やかになります。空き地ばかりの境内のおかげで広々とした空間があり、まさに盆踊りにうってつけの神社かなと思ってしまいました。

盆踊り会場は櫓を囲むようにして休憩用のテントが設置され、また神社の周りに特に大きな建物もないので、櫓を中心とした広場が闇に浮かび上がるといった独特の雰囲気になるのも、そう感じた一因です。

<詳細・関連ページ> せたがや百景No.61

・大蔵本村睦会「盆踊り大会」(大蔵氷川神社) <2018年7月22日(日) 18時~>

大蔵氷川神社の盆踊りの写真

大蔵氷川神社は仙川沿いの高台にある小さな神社です。近くにある宇奈根氷川神社、喜多見氷川神社とは三社明神となっています。秋祭りは神輿だけ運行されるといった神事的なもので、賑やかさはまるでありませんが、盆踊りでは一転して夏祭りの賑わいになります。普段のひっそりした境内を知っていると別の一面を見る感じです。

秋祭りでもそうですが、周辺に何もない場所なのでこういったイベントが行われると時代錯誤を感じてしまう神社です。特に提灯の灯った急な階段を登っているとどこかに吸い込まれていきそうな不思議な感じがします。主催は大蔵本村睦会です。18時から子供盆踊り大会が行われ、19時から一般の盆踊りといった流れになります。

<詳細・関連ページ> 世田谷の秋祭りNo.35

・砧町町会「納涼夏祭り大会」(三峰公園) <2018年7月21、22日(土日) 17:30-21時>

三峰公園(納涼夏祭り大会)の盆踊りの写真

砧に鎮座する三峰神社の裏側にある公園で行われる盆踊りです。砧地域の夏祭りといった感じの盆踊りで公園内には出店が出て、多くの人が訪れます。

ここの特徴は子供のためにアンパンマンの着ぐるみを着た人が一緒になってアンパンマン盆おどり?を踊ったりしていることでしょうか。櫓に登った子供たちが楽しそうにアンパンマンと一緒に踊っているのが印象的でした。暑い中、着ぐるみを着て踊る人はさぞ大変でしょうが・・・。

盆踊りの方ものんびりとした雰囲気の中で行われ、比較的多くの人が訪れるのにも関わらず麦茶などのサービスもあったりと、地域で協力して行う町会らしい盆踊りかなといった印象でした。

<詳細・関連ページ> ーーー

・千歳台廻沢地区盆踊り(廻沢稲荷神社) <2018年7月21、22日(土日) 18-21時>

廻沢稲荷神社の盆踊りの写真

千歳台の一部はかつて廻沢と呼ばれていました。現在では地名に廻沢という名はありませんが、神社や公園の名前などにかつての名残を見ることができます。

この神社も廻沢の名残の一つなのですが、残念ながら秋祭りに神輿が出ることはなく、普段はちょっと寂れた感じのする神社です。しかしながら盆踊の時は違います。ビックリするぐらい人が訪れます。特に子どもが多く、歩くのがままならないほど混雑します。

それは境内には出店が多く出るのですが、どれも自治会などの団体が運営するもので、子どもたちにとって安く、安心して買い物ができることにあります。もちろん大人や老人会などの参加も多く、とても活気のある盆踊り大会となっています。一応18-19時が子供の時間で、19-21時が大人の時間となっています。

<詳細・関連ページ> 世田谷の秋祭りNo.30

・法人格砧町自治会納涼盆踊り大会(砧八丁目児童遊園) <2018年7月27、28日(金土) 18:30-21時>

砧八丁目児童遊園(納涼盆踊り大会)の盆踊りの写真

祖師谷駅南口から日大商学部方面に伸びる祖師谷通り沿いは祖師谷みなみ商店街となっています。かつてはこの先にウルトラマンで知られる円谷プロダクションがあったので、本当の意味でウルトラマンゆかりの商店街になるでしょうか。商店街の先の方にあるのが砧八丁目児童公園で、ここでは砧町自治会主催、祖師谷みなみ商店街協賛の盆踊りが行われます。

祖師谷駅周辺で言えば駅前、北側の祖師谷神明社があり、砧町でいえば三峰公園での盆踊りがありと、この付近は特に盆踊りが多いような気がします。

この公園自体結構広く、また木も多く、盆踊りの会場としてはなかなか雰囲気がいいです。出店も多く出ていて、結構にぎわっていました。踊りの方も太鼓でリズムを取るような勢いのある曲で踊ったりと少し凝っていて、素人目ですが踊り手のレベルも高いように感じました。

それからウルトラマン音頭がかかるのはこの地域ならではのことですね。着物をぴしっと着たご婦人方がウルトラマン音頭を楽しそうに踊っているのをみると思わず笑みがこぼれてしまいました。

<詳細・関連ページ> ーーー

・大蔵東部町会「親子納涼盆踊り大会」(横根稲荷神社) <2018年7月28日(土) 18:30-21時>

横根稲荷神社の盆踊りの写真

世田谷市場の裏手にひっそりとある神社です。かつては大蔵の東から桜にかけては横根という地名が見受けられました。その名残ともいえる神社で、横根の名前は今ではこの神社に名を残すぐらいでしょうか。

ここの盆踊りは親子納涼盆踊り大会と名付けられていて、地域の親子連れが多いのが特徴です。秋祭りも地元の人々によってほのぼのとした感じで行われますが、盆踊りもやはり小さな神社のことなので、のんびりとした雰囲気の中で行われていました。主催は大蔵東部町会です。

<詳細・関連ページ> 世田谷の秋祭りNo.33

・石井戸会「納涼親睦盆踊り大会」(石井戸公会堂) <2018年7月28日(土) 18-21時>

石井戸公会堂の盆踊りの写真

大蔵妙法寺の近くに石井戸公会堂があります。といっても小さな公民館といった建物です。その前の広場で盆踊りが行われます。

石井戸は古くからの地名で現在の住所は大蔵5丁目となります。現在の大蔵では、東の横根、西の石井戸、南の本村、そして大蔵団地と各自治会などで盆踊りが行われています。ここはその中でも一番規模が小さいのですが、ほのぼのとした雰囲気で盆踊りが行われます。

<詳細・関連ページ> ーーー

・鎌田納涼盆踊り(鎌田天神社) <2018年7月28日(土) 19時~>

鎌田天神社の盆踊りの写真

鎌田は二子玉川の一つ多摩川の上流にあたる地域です。鎌田のさらに上流が宇奈根になります。あまり存在感がないというか、区内に住んでいる人でも鎌田・・・、大田区の間違えじゃないのという人も少なくないかも知れません。

鎌田の守り神は鎌田天神社で、毎年7月の終わりの土曜日に盆踊りが行われます。この付近の神社がそうであるように、ここの神社も秋祭りでは神輿しか出ません。奉納演芸もなければ、出店も出ません。なのでこの盆踊りの日が一年で一番子供たちの元気な声で賑わう日となります。

境内には自治会などの露店が出て、櫓では子供たちが楽しそうに踊りと普段の境内の様子からすると信じられないような賑わいです。一夜限りの真夏の夜の夢といった感じでしょうか。盆踊りの方は櫓で子供たちが踊り、周りで婦人会の方々などが踊るといった感じでした。

<詳細・関連ページ> 世田谷の秋祭りNo.36

・喜多見商店街盆踊り大会(喜多見駅前広場) <2018年7月28、29日(土日) 17-21時>

喜多見商店街盆踊り大会の写真

喜多見駅前にある広場で行われる盆踊りです。さりげなく広い広場が駅前にあるのが喜多見の特徴であり、自慢すべき部分だと思います。

ここの盆踊りは駅前だけあって活気があり、多くの人が訪れます。近くの小学校のエイサーなども行われ、ワイワイガヤガヤと盛り上がります。

喜多見といえば氷川神社の太鼓引きに参加する子供の多さは世田谷一だと思うし、駅前で行われるハロウィンも結構多くの子供が参加します。こういった地域のイベントの参加率は世田谷でも高いのではと感じているのですが、どうでしょう。

<詳細・関連ページ> ーーー

・そしがや駅前盆踊り(祖師谷商店街) <2018年8月4日(土) 18時半-21時>

そしがや駅前盆踊りの写真

小田急線の祖師谷大蔵駅前に広がる商店街といえばウルトラマンの生みの親である円谷プロのスタジオがあったことからウルトラマン商店街として知られています。そして東京都商店街グランプリでも2度受賞されているほど活気ある商店街でもあったります。

その祖師谷商店街のシンボル的なウルトラマンの像がある駅前広場では2010年に30年ぶりだかに盆踊りが復活しました。あまり広い広場ではないので少々窮屈な感じがしますが、駅前の別の広場に多くの出店が出て、駅前らしくとても賑やかな雰囲気で盆踊りが行われます。

祖師谷といえば祖師谷神明社での盆踊りの方が雰囲気もあり、知名度がありますが、駅前での賑やかな夏祭りのような盆踊りもいいものです。写真を撮る方としてはやはりここの象徴であるウルトラマンの像をどうやって入れて写真を撮るかということに頭を悩ませることでしょう。

<詳細・関連ページ> ーーー

・岡本自治会「盆踊り大会」(岡本長円寺) <2018年8月4、5日(土日) 19~21時 >

岡本の長円寺の盆踊りの写真

聖ドミニコ学園のすぐそばというか、砧公園やフラワーランドの近くというか、岡本にある長円寺で行われる盆踊りです。初めて訪れるお寺でしたが、木々が生い茂り、なかなか盆踊りをするにはいい雰囲気でした。

ここの盆踊りは櫓も結構大きいものが造られ、さりげなく気合いが入っているなといった感じの盆踊りです。以前は曜日関係なく同じ日に行われていましたが、今では週末に移されたようです。

会場では岡本自治会による非営利的な露店が出るので、子供達も安く買い物ができ、結構楽しそうでした。

<詳細・関連ページ> 世田谷散策プラスNo.25

・観世音堂夏祭り(祖師谷観音堂) <2018年8月9、10日(木金、毎年同日) 18~21時>

祖師谷観音堂の盆踊りの写真

成城の北東、仙川から少し丘を登ったところに小さなお堂がひっそりとあります。あまり広くない敷地には小さいながら観世音堂と薬師堂の二つのお堂があり、新しい町の成城にあって歴史を感じさせてくれる場所の一つです。

ただ、住所は成城の一番奥の成城9丁目となりますが、この地域はかつて祖師谷だったのが町域変更で成城になったもの。今でも川向こうの祖師谷に縁の深いもののようで、祖師谷囃子会主催で観世音堂の夏祭りといった感じで、毎年同じ日に縁日が開かれます。

盆踊りも行われますが、櫓は小さく、訪れたときは踊っている人も少なく、ちょっと寂しい感じの盆踊りでした。でも境内には出店もでていて、子供たちも多く、ちょっと懐かしい雰囲気を感じる縁日でした。

<詳細・関連ページ> ーーー

・ちとふな盆踊り(千歳船橋駅前広場) <2018年8月19日(日) 18-20:30>

ちとふな盆踊りの写真

小田急線の千歳船橋駅前で行われる盆踊りです。千歳船橋駅周辺では駅の南側の商店街では稲荷森稲荷神社で行われ、北側の船橋地域の商店街は船橋会によって駅のすぐ北側にある広場で行っています。この界隈は盆踊りが盛んな地域でもあります。

ここでの盆踊りもなかなか特徴的で、単なる商店街のイベントというだけではなく、踊りも少々凝っていました。なんというか、モダン盆踊りといった感じでしょうか。新しい曲を盆踊り風に踊るといった表現がふさわしく、お年寄りから子供まで汗をかきながら楽しげに踊っているのが印象的でした。

<詳細・関連ページ> ーーー

・砧地域その他

・喜多見団地まつり(喜多見団地内ローラー公園) <2018年7月14、15日(土日) 16時~>

・友愛十字会「納涼盆踊り大会」(友愛十字会) <2018年7月18日(水) 18時半~21時>

・希望ヶ丘団地盆踊り(希望ヶ丘団地内広場) <2018年7月21、22日(土日)>

・鎌田南睦会納涼盆おどり(かんぽレクセンター駐車場) <2018年7月27、28日(金土) 19時~21時>

・TMC通り商店街「夏祭り納涼大会」(国立成育医療研究センター) <2018年8月5日(日) 17時~20時>

・大蔵住宅自治会「盆踊り大会」(大蔵住宅18号棟南側公園) <2018年8月11日(土) 17時~>

・祖師谷住宅公社 夏祭り(祖師谷住宅中央公園) <2018年8月18日(土) 18-21時>

・喜多見西部町会夏まつり(滝下橋緑道中央広場) <2018年8月25日(土) 15~20時>

広告

* 烏山地域の盆踊り *

・芦花公園駅前盆踊り大会 <2018年7月27日(金) 16-21時>

芦花公園駅前盆踊り大会の写真

毎年8月初旬頃の水曜日に芦花公園駅前のロータリーで盆踊りが行われています。以前は水木と2日間行われていたようですが、近年では一日だけの縁日となってしまったようです。

平日に行われているのは駅前のロータリーを占有したり、日曜日に休みの多い芦花公園商店街振興組合主催だからでしょうか。そういったこともちょっと気になりますが、それよりもここの盆踊りは少々変わっていて、櫓がありません。その代わりちょうど円形になっているロータリーをうまく利用して盆踊りが行われます。

櫓がない分、開放感があり、形式張っていないというか、気さくな感じがするというか、みんな楽しそうに踊っていました。また商店街の出店も幾つか出ていたり、子供へのお菓子の配布があったりとなかなかの賑わいでした。

<詳細・関連ページ> ーーー

・八幡山新樹苑盆踊り大会(夢のみずうみ村新樹苑) <2018年7月28日(土) 18~20時半>

高齢者センター新樹園(八幡山)の盆踊りの写真

八幡山地区の盆踊りです。八幡山といえば八幡山八幡神社での秋祭りや八幡山団地での桜祭りなどが行われますが、夏の盆踊りは新樹園という区の高齢者センターで行われます。

施設内には出店が多く出ていて、かなり活気があります。高齢者による出店も多く、売り手の方が雰囲気を楽しんでいるのかなと思えるような場面も多々見受けられました。

踊りの方は中庭みたいな場所に櫓が組まれていました。ちょうど雨が降ってきたときに訪れたので、踊りの方はすぐに中断となってしまいましたが、婦人会の方に混じり、昭和信金の方が頑張って踊っていました。スペース的には広くないので、普段からこんな感じで少数の方が踊るといった感じかもしれません。

<詳細・関連ページ> ーーー

・からすやま夏まつり(烏山区民センター広場) <2018年8月2~4日(木~土)>

からすやま夏まつりの盆踊りの写真

千歳烏山駅周辺は「えるもーる烏山」という比較的大きな商店街となっていてにぎやかな感じです。この商店街の中ほどには烏山区民センターがあり、夏にはこの広場を中心にからすやま夏祭りが行われ、その期間中に盆踊りが行われます。

盆踊りの櫓自体は夏祭りのステージなどを兼ねているようで簡素ですが、踊る人は夏祭りらしく多いです。広場自体はそこそこ広いのですが、出店が出て、多くの人が訪れるので、結構窮屈かもしれません。

踊りといえば年によって違うと思いますが、商店街をよさこいが練り歩いて、ステージで踊りを披露したり、フラダンスのステージがあったりと盆踊り以外の踊りも楽しむことができます。

<詳細・関連ページ> ーーー

・給田納涼盆踊り(給田の千手観音堂) <2018年8月9、10日(毎年同日) 19-21時>

給田の千手観音堂の盆踊りの写真

甲州街道沿いの世田谷西端に位置するのが給田です。甲州街道の南に給田の鎮守、六所神社がありますが、給田地域の盆踊りが行われるのは京王線の線路近くにある小さな千手観音堂です。この千手観音は徳川家に縁のお寺なのですが、残念ながら本尊の千手観音は盗難に遭ってしまいました。今は描かれた絵が掛けられています。

盆踊りは給田納涼盆踊りとして毎年8月10日の縁日とその前日の2日間行われ、10日の日には景品の当たる抽選会が行われます。隅っこに観音堂がある会場内には多くの提灯がぶら下げられていて、出店も幾つか出店し、明るく、少し華やかな感じです。

ただ、時間によるのかもしれませんが、そんなに訪れている人は多くなく、踊りの方も婦人会の方々が中心に細々と踊っている状態でした。全体的には会場の雰囲気がよく、観音様が見守る中で行われるのどかな盆踊りといった印象となるでしょうか。

<詳細・関連ページ> ーーー

・芦花公園花の丘フェスタ 盆踊り大会 <2018年9月1日(土)>

芦花公園花の丘フェスタの盆踊りの写真

芦花公園の花の丘では毎月第一日曜に花の丘フェスタというイベントが開かれています。9月の回では盆踊りとなるのですが、9月だけは第一土曜日になります。

最初はそれを知らずに日曜日に訪れ、その次は土曜日に訪れたのですが、用事を終えて8時すぎに訪れたら見事に誰もいませんでした・・・。私的にはなかなか鬼門の盆踊りです。どうやら夕方に終わってしまうようです。灯りだけは付いていたので虚しく櫓の写真だけ撮って帰りました。

花の丘のHPには盆踊りの時の写真が載っているのですが、それを見る限りでは子供が少し踊っている程度でそこまで盛り上がっていないのかなといった感じです。

<詳細・関連ページ> せたがや地域風景資産No.1-31

世田谷散策記 世田谷の盆踊り2 (北沢、砧、烏山地域) 2018年7月改訂

広告

*****   イベント・祭事   *****

広告

広告