せたがや地域風景資産
第2回選定 #21-30の紹介
平成20年に世田谷区と地域団体によって選定された「第2回せたがや地域風景資産」の#21-30の紹介です。詳細は個別のページをご覧ください。
#2-21 祖師谷公園

かつては教育大学の実験農場だったという都立祖師谷公園は、昭和50年に開園した。広々とした空間の中、仙川の流れや豊かな緑が楽しめる地域の人々の憩いの場所である。 (紹介文の引用)
場所:上祖師谷3 備考:ーーー



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- ・祖師谷公園(風景2-21)
#2-22 成城の桜並木といちょう並木

成城の桜並木とイチョウ並木は、昭和初期成城学園の学童も参加して植樹された。今や大きく育ち、季節ごとに豊かに表情を変える様子は、成城の象徴的な景観となっている。世田谷百景にも選ばれている。(紹介文の引用)
場所:成城6・7丁目 備考:ーーー


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#2-23 喜多見ふれあい広場から見た「野川と国分寺崖線の纏まとまった緑」

小田急線の車両基地でもある「喜多見ふれあい広場」に立つと、足下を流れる野川のすぐ向こうに国分寺崖線のパノラマが広がる。野鳥が羽根を休め、広場や川辺で人が集う、地域の憩いの場である。 (紹介文の引用)
場所:成城4-31-4、4-20、4-20-8 備考:ーーー



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#2-24 成城の富士見橋と不動橋

この2つの橋は、国分寺崖線の上にあり、小田急線に並んで架かっている。工夫された橋のデザインは区民の公募で決まった。ここからの富士山への眺望は、関東の富士見百景にも選ばれている。 (紹介文の引用)
場所:成城4・5丁目 備考:ーーー


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- ・成城の富士見橋と不動橋(風景2-24/百景55)
#2-25 成城3丁目の国分寺崖線の樹林

成城3丁目の国分寺崖線の急な斜面には、昔から武蔵野に群生していた赤松、欅などの樹林が残されている。地域風景資産となっているのは民有地の緑で、市民緑地として開放されている所である。 (紹介文の引用)
場所:成城3-9-3、3-10 備考:ーーー


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- ・成城3丁目の国分寺崖線の樹林(風景2-25/百景57)
#2-26 成城3丁目桜と紅葉の並木

この並木には、三千坪の敷地をもった初代の建築主によって、玄関へのアプローチとしてつくられた、というエピソードがある。春には桜、秋には紅葉を楽しみたいという当時の思いは、今も多くの人々の共感を呼んでいる。 (紹介文の引用)
場所:成城3-16 備考:ーーー


成城三丁目、不動橋の南側の崖線近くに舗装されていない小道があります。かつてこの地には広大な敷地を擁していたお宅があり、この道はそのお屋敷へのアプローチとして使われていました。
道を華やかにといった趣向でしょうか。道沿いに桜やモミジを植えたものが今でも残っていて、ちょっと雰囲気がいい道となっています。しかも路面が昔ながらの土の道であることで、季節ごとに趣きや情緒をより感じることができます。
とはいえ、近所の人が暇つぶしで散歩の目的地にする分にはいいのですが、わざわざ遠くからこの路地を期待を込めて訪れると、たいしたことないじゃない・・・。ってことになるかもしれません。
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- ・成城3丁目桜と紅葉の並木(風景2-26/百景56)
#2-27 仙川・川面に映る桜並木道

東宝大工センター脇の桜並木は、並木自体の美しさだけでなく、仙川の川面に映り込んだ景色も見所である。いこいの遊歩道として地域にも愛されている桜並木の風景は、四季折々の魅力にあふれている。 (紹介文の引用)
場所:砧7、成城1 備考:大工センターはスタジオになっています。


成城の南側、仙川に沿って東宝撮影所があります。仙川沿いは遊歩道として整備されていて、ちょうど東宝のある付近では桜並木になっています。
東宝の撮影所が横にあることが、ここの特徴になります。撮影所があることで、周辺の風景がごちゃごちゃしていなく、桜の時期に美しい桜並木となるのは当然ですが、それ以外の時期も歩いていて気持ちがいいです。
遊歩道沿いのフェンスの所々にゴジラや撮影用のカメラの絵が入っているのも、ここならではです。更には、東宝の厚意によって毎年、開花時期に桜のライトアップが行われています。撮影用の照明を使ってのライトアップは美しく、地元の人には年中行事の一つになっています。

それ以外にも素敵だと感じることは、地域風景資産のタイトルにもあるように、川に枝を伸ばした桜が仙川の川面に映ることです。二重桜というのでしょうか、とても重厚な感じがします。とてもお勧めの桜の風景なので、ぜひ訪れてみてください。
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- ・仙川・川面に映る桜並木道(風景2-27)
#2-28 喜多見・歴史の道、慶元寺・氷川神社界わい

喜多見の慶元寺と氷川神社に挟まれた道で、慶元寺の白い塀と樫の並木の造形が印象的である。江戸時代からの姿を残す、農村らしい風景である。 (紹介文の引用)
場所:喜多見4丁目 備考:ーーー



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#2-29 畑の間の土の道

慶元寺に接する畑の間を、氷川神社方面から稲荷塚古墳方面へと抜ける、土の小道である。道沿いには四季折々の花が咲き、野鳥に出会える、ステキでホッとする場所である。喜多見の原風景ともいえる風景である。(紹介文の引用)
場所:喜多見4丁目 備考:ーーー


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- ・畑の間の土の道(風景2-29)
#2-30 須賀神社とムクノキ

樹齢400 年のムクノキをはじめとした大木に包まれた小さな神社である。まるで絵本に出てくるような、昔から変わることなく続いてきた風景である。ムクノキが四季折々の味わいを深めている。 (紹介文の引用)
場所:喜多見4-3-23 備考:ーーー


須賀神社は、小さなお堂のような社と鳥居があるだけの小さな神社です。本来なら「簡素で何の変哲もない」「見るべきものがない」といった感想になりそうですが、お堂を守るように取り囲んでいる巨木の佇まいが素敵で、昔話のような懐かしさというか、心落ち着くような原風景というか、心に響くようないい風景になっています。
社殿の前には、樹齢400年とも言われるムクノキ(椋木)が聳えています。この木は世田谷区の名木百選に選ばれ、また保存樹としても指定されています。大きさ的には社殿の後ろにあるケヤキの方が大きいように見えますが、社殿の前にあることから須賀神社のシンボル的な存在、神木となっています。

夏には例大祭が行われ、他の神社では見ることのできない神前舞や湯花神事といった特徴的な舞や神事が行われます。
特に湯花神事はこの界隈では珍しく、世田谷区の無形民俗文化財に指定されています。この神事は、水を張った釜を沸騰させ、その湯に笹竹を入れ、湯が付いたまま観客の方へ笹竹を振り、観客に湯をかけます。この湯がかかれば、一年無病息災で過ごせるとか、厄払いができとか言われています。シャーマニズム的な要素が多く、怪しい雰囲気満点。ご利益も盛り盛りと湧いてきそうです。
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- ・須賀神社とムクノキ(風景2-30)